Tag : ウッドベース

重くてデカくて目立たない超マイナー楽器のウッドベースですが、こともあろうにこんな楽器を海より深く愛してしまったがために、機材やピックアップ、録音方法とかその他雑学の記事たちをたくさん書いてます。これからも書いていくと思います。

Far East Suite(東方組曲)よりAmadを採譜しました。以前採譜したMatumbaと同様、山野ビッグバンドジャズコンテストで受賞した時に演奏した曲でして、エリントンの中でも特に思い出深い一曲となっております。 久しぶりに聴いてみたら、「なんだこの死ぬほどかっこいい曲は」とびっくりしました…続きを読む

夏と冬でウッドベースの弦高は変わるとは言われていますが、夏の方が高いという説と冬のほうが高いという説、両方見かけます。自分は、夏に熱膨張によって楽器全体のサイズが大きくなり結果として弦高も上がる、という説を有力視している者です。 さて自分の楽器、5年前の冬に測った時の記録によると弦高は以下のようでし…続きを読む

ウッドベースの左肘は上げる事は分かっているのだが、どうしても上がらない。という人がいるかもしれません。自分はそうでした。 いろいろ調べると、左腕の肘が上がる=左手首がネックに垂直に当たる=フィンガリングしやすい、という理屈であるようです。 自分の場合、幸か不幸か人より腕も指も結構長いので、左肘が落ち…続きを読む

コロナの影響で自宅で特にやる事が無いので、久しぶりにウッドベースを弾きました。で、せっかくやるならと、中途半端に放ったらかしにしていた演奏フォームに焦点を当てて研究してみました。 かつて、敬愛するChristian McBrideやLarry Grenadierの演奏フォームを研究したのですが、 […続きを読む

Duke EllingtonにMatumbaという曲があり、かなり珍しい事にベースのソロがあります。しかもオープンソロ。 エリントンの中でも相当マイナーだと思われます。その証拠にYouTubeにこの動画がアップされてから6年間で25回しか再生されていません。しかもそのうち最低5回は俺です。In Co…続きを読む

ジャズ屋の私ですが、昔から名前だけは知っていたゲイリー・カー。 私にとってウッドベースの神様はポールチェンバースとクリスチャンマクブライドなのですが、こちらはコントラバスの神様。いっちょ隣の山の神様でも拝むかという事で行ってきました。 800席が完売する盛況ぶりに俺みたいなニワカが混ざっていいのか果…続きを読む

私のウッドベース、A弦だけ音の抜けが悪く「詰まっているような音」で悩んでいました。音程感が無く、ドコンドコンという音がします。 この楽器の癖なんだろうと諦めていたのですが、ふとある事に気付きました。 左から2本目のA弦ですが、ナットの上、ヘッド内の糸巻きに向かって左方向に若干折れてしまっています。 …続きを読む

第1回で、ポールチェンバースがあまりに3rdからコードを始める弾きっぷりに驚愕したので、第2回をやります。今回の題材はジョンコルトレーンのBlue Trainから”Moment’s Notice”です。 まぁわざわざここに貼る必要も無いくらいの有名テイクです。 で…続きを読む

ジャズバンドをやらなくなってしばらく経ったのですが、なぜか急にここ10年くらいやってなかったウォーキングラインを耳コピしようと思いたち、やってみました。 第1回目として選んだのは、Kenny Dorham の”Lotus Blossom”。ベーシストは俺の中での「キングオブウ…続きを読む

ということで人生初のオーケストラに入団してからスコアを眺める機会が増え、ふと「コントラバスの音ってどんくらい低い位置におるんやろ」と思い、調べてみました。 一応、あらゆる楽器の中にあってもかなり低音の方を担っている自負はあるのですが、コントラバスは確か最低音ではなかったような気がしています。 で、調…続きを読む

2019年は「新体験にチャレンジしよう」がテーマですので、かねてから死ぬまでに一度はやりたいと思っていたオーケストラでウッドベース(いやオケの流儀だとコントラバスか)を弾く、という挑戦をしてみました。まぁまだ見学行ったくらいですが…。 そこで予想通り、面食らったのが譜面です。 経験者ならご存知の通り…続きを読む

ギターでもエレキベースでもウッドベースでもあんまり弦選びにこだわったことは無いのですが、毎回このことを考えると頭が混乱するので、とりあえずまとめておきました。 以下全て、ピッチは一定という条件で整理します。 長さが固定の場合 ここで言う長さとは、ナットからブリッジまでの長さですね。要するに振動する部…続きを読む

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