ウッドベース(コントラバス)の運搬はキャリーカートが一番いいと思う

東京でもウッドベース持って移動してる人ってしょっちゅう見るわけでもないですけど、どうやって運ぶのが一般的なんでしょうかね。ここでは、とりあえず自分の方法でも紹介してみます。

自分は京都の大学時代は
自転車で運んでました。

通行人からギョッとされるのは慣れたとして、一度対バン相手のフルバン一同から拍手を頂いたのは思い出深いです。
が、ある日バス停に突っ込んでベースの側面に穴を開けたことがあります。立ち直るのに時間とお金を要するので今すぐ辞めましょう。
まだウッドベースを自転車で運ぶ人は今まで自分以外に見たことがありませんねぇ。

そんな私もとうとう社会人になり、もはや体張ってナンボみたいな年齢でもないので、東京来てからはもっぱら折りたたみ式のキャリーカート使っています。

で、そいつが朝霧ジャム行った時にぶっ壊れたので、この度2代目を購入いたしました。


じゃーん。

なんといっても2代目の特徴は赤いホイールです。かっちょいい。近所のケーヨーD2で2,500円でした。
店内でキャリーカートを探しても見当たらないので店員に聞いたら「そんなものは無い」と言われ、そんなワケあるかと30分かけて探し出しました。執念の勝利です。

ちなみに1代目は大井町のハードオフで3,000円で買ったものでした。

ベースを乗せた図。

やっぱ車輪はデカいやつがいいです。ワンランク小さいサイズがもっと安くで売っていますが、絶対デカい方がいい。安定感がすごいです。これくらいありますと、手離しても直立するくらい安定します。


証拠写真です。

手持無沙汰な電車では、両手が空きますので自由に本とか読めます。あとはスタジオの待ち合い室とか飯屋さんに行ったときなど、壁に立てかければまず倒れません。これはいいですぞ。おすすめ。

弱点と言えば、階段でしょうか。
キャリー自体にも無視できない重さがあるので、これを肩にかけて上り下りするのはわりと一苦労です。ただ、東京ではどんな小さな駅にもエスカレーターなりエレベーターがあるので、あまり気にならないかも?バリアフリーは関西より圧倒的に東京が進んでる印象ですね。わりと遠回りさせられることが多いけど…

関係ありませんが、ウッドベースを持って移動するとバリアフリーについてはかなり発見があります。
たまにですけど、めっちゃ元気なオバハン集団がわいわい言いながらエレベーターに乗ったりして車いすや子連れの方が順番待ちしてたりしますが、ああいうのは良くないと思いますな。「他の選択肢が無い」人ってのは思ったより不便を強いられていると気付かされます。

他の運搬方法

当然、他にも運搬する方法はあるのですが。

ベースバギー

今この記事を2019年になって更新してますが(初稿は2011年)、最近メジャーなのはベースバギーのように思われます。使ったこと無いのですが、自立するのでしょうか?
ただお値段20,000円とお高く、こちらは2,500円で満足してしまっているのでどうしても食指がまだ伸びません。この価格差を覆すほどの移動性なり便利なところがあれば検討したいです。

肩にかつぐ

これ、先日久しぶりにやったんですが、近所の駅に着いた時点でもう嫌になりました。歳とったなぁ。

エンドピン式の車輪


ポールチェンバースの「whims of chambers」のジャケットに写ってるのがこれですね。いつぞやかの対バン相手が使ってましたが、車輪一つで安定しないと言っていました。移動時の振動がモロ直撃するの何だか怖い気がします。

個人的には、演奏の度にエンドピンを付け替えしないといけない面倒くささを考えるだけでも気が遠くなります。

ということで

当分はこの折りたたみキャスターを使っていきそうです。もっと素敵な方法ないかなぁ。
スモールライトとか。

CONVERSATION

9件のコメントがあります

  1. あい より:

    おおお、前のよりかわいいっ!しかも安かったと(╹ω╹ )
    これできっと雨の日でも静かにスムーズに移動できるし良いことづくめでよかったよかった

  2. たぬき より:

    自分も折りたたみキャリー愛用者です。
    ホムセン千円ほどの特価品がとってもラブリー。
    取っ手部分が多段式で収納出来るものもあり格好良いのですが、こちらは五千円程。
    耐久性はご存知の通りの値段なり。十数年で現在五台目だったかな。
    ただ、タイヤ他に緩衝効果は0のダイレクトに路面からの振動がモロですから気休め程度ながらもクッション(空気枕(ドライブ用)が具合がよろしい)を下面に挟んでいます。
    最近は、ベースバギー/bassbuggyなるものが流行っていて、今のところ最良の物のようです。
    国内上代が概ねどこも本体二万円ほど。別売の専用低反発クッションが二千円ほど
    アメリカのショップでは120$ちょい?。
    諸々の手数料や関税、送料等を合わせても現今の超円高の恩恵で締めて17000円内外ほどのようです。
    ネットでポチッて個人輸入出来る方にはオススメ。(10日~二週間で到着の模様)

  3. imasashi より:

    ■たぬきさん
    毎度コメントありがとうございます。
    ベースバギーは気になっていた商品ですが、自立できないということで見送りました(予算の面でも…)。
    クッション挟む件は、確かにですね!今までモロ振動状態だったので、今度試してみます。
    ありがとうございますー

  4. たぬき より:

    魂柱の当たりが緩めだと移動時の振動や何かの衝撃などで動く可能性があります。
    ウチの15才になる楽器のデフォの魂柱(今年やっと立替)が緩めで
    弦の張替で何度か倒れたり(大汗。)クルマの振動で楽器の状態が変わってしまった(この時は偶然個人的には良い方向)り・・・

  5. 白倉 勳 より:

    私もコントラバスの持ち運びに困っていたのですが、このキャリーは丈夫そうで格安で良さそうに見えるのですが、メーカー名と型番を教えて下さい。

  6. imasashi より:

    商品自体には型番表記がなく、箱も捨ててしまっているので、画像検索で「おそらくこれだろう」と思うものを紹介します。

    http://www.fishing-you.jp/item/4997223450001.html

    http://www.kohnan-eshop.com/shop/g/g4522831642366/
    あたりはかなり同じだと思います。

    ただ、車輪さえ大きければ、大体どれも同じようなスペックだと思われます。

  7. たぬき より:

    結局、先日ベースバギーを入手しました。
    いつもリペアーでお世話になっている楽器屋さんに出していた楽器を回収に伺った際に
    たまたま入荷していて話の流れで(この後に違う楽器屋に出物のアンプを物色するつもりが)少しお安くしてくれるとの事で骨髄反射で
    ポチっていました。(あれ?)

    早速、楽器屋さんから駐車場迄の数百メートルで試走大会絶賛開催。
    ちょっとコツがあるけど思っていたよりはかなり快適ですね?これ。
    信号待ち等の際のちょっとの時間なら自立(エンドピンと車輪の三点で)も可能(事前にベースバギーを適当な位置になるように調整が必要。)

    クッション材が付いていないのでこれからちょっとDIYします。

    因みに、ベースバギーを装着した状態でも装着できるレインコートが昨年から弦楽器のヤマモトさん謹製で絶賛発売中らしい。(なぜかコントラバス用のレインコートはこれまで皆無)
    移動の際の雨が憂鬱、心配なのでこちらもおいおい、、、

  8. りんりん より:

    同じようなキャリーを以前使用してました。衝撃吸収のため、百均のダイニングチェア用の紐付き座布団2枚をつなげて、ケースの底に敷き詰めて使うと良いです。2枚結んだ間からエンドピンも出せて便利です。

  9. imasashi より:

    おおっなるほど。衝撃のことはあんまり考えたことが無かったのですが、言われてみると良いわけがないので、早速今度試してみようと思います。
    ありがとうございました。

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