マレーシア旅行記もついに最終回。リゾートづくしの最後にクアラルンプールに滞在します。
なお前回のランカウイで年越し編はこちらから。
目次
Day09 クアラルンプール散策
ランカウイ空港へ 10:00am
この旅でのリゾート時間ともお別れ。これから我らは都会で向かいます。すんすんと荷造りをします。

空港まで妻が手配したタクシーで20分ほど。

ランカウイ国際空港(LGK)は大きな空港でも無いので、ご飯の選択肢はあまりありません。一番マレーシアっぽいものをチョイス。
そしてここでフライトの2時間遅延が発覚します。
我らがこの旅でAirAsiaに乗るのは3度目ですが、遅延率100%です。帰国便もAirAsiaですのでこのまま記録維持の期待が俄然高まります。

ええー、としょげるのもつかの間、妻はがばりとPCを取り出し猛烈に仕事を始めました。
今日は1月1日なんですがそんなにやる事があるんでしょうか。スタートアップって大変なんですね。私はかなり暇なのでスマホでネットサーフィンしたり周囲の散策をしました。

2時間待ち、ようやく搭乗時間に。私はロン毛ですが一応都内のコンサル会社で働いています。
クアラルンプールのホテル着 5:30pm
初めてクアラルンプールを訪れました。言わずとしれたマレーシアの首都ですが、空港から市街地へのアクセスがあんまり良くない感じです。タクシーで45分くらいでしょうか。まぁ東京とあんまり変わらんか。

天気はあまり良くありませんでした。
有名なチャイニーズで晩ごはん 6:30pm
ホテルで時間を潰すのももったいないので、早速晩ごはんに向かいます。
事前に妻が目星をつけていた有名なチャイニーズレストランへ妻が手配したタクシーで向かいます。

偽ミッキーが目印と、一部のブログでは有名らしいです。

通りの中でもひときわ盛況しています。
言葉がほとんど通じないので、メニューや他のお客さんが注文をしている食事を見ながら慎重に注文を見定めます。妻が。

そうこうしているうちに大雨が降り始めました。どしゃぶりですが、大丈夫でしょうか。現地の方も呆然としています。

この店の定番であるらしいChicken Wing(写真右)は当然として、意外とほうれん草(写真左)がめちゃくちゃ美味しかったです。かなり満足しました。
Jalan Alor Food Streetを散策 7:30pm
そうこうしているうちに大雨がやみました。我ら夫婦の日頃の行いの良さを感じざるをえません。

Jalan Alor Food Streetという通りは夜店がひしめき合っていて非常に賑わっています。歩いているだけで楽しい。日本で言う縁日のお祭りのようなものですが、これが日常だというのがほんとに羨ましい文化です。

謎の果物を見ると無性に買いたくなる妻は、ここでも衝動を抑えきれませんでした。後でホテルで頂く事にします。
無限の食欲にあてられ2件目の晩ごはんに入ろうという事で、通りの一角にある小籠包屋にイン。


妻の直感を全面的に信頼する形で、4種類の小籠包を頂きました。どれもおいしかったです。
トイレにかけこみ、Tシャツを買う 8:30pm
ここで私のお腹に異変が発生。とにかくトイレに行きたくなりました。ちょっと歩けばデパート地区があるので綺麗なトイレがあるだろうと足早に向かいます。

Bukit Bintangという場所は東京で言う銀座みたいなもんで、ブティックやデパートが並んでいます。ネオンのギラギラ感にとにかく弱い妻を差しおいて、私は一目散のそのうちのトイレに駆け込み難を排しました。
どうせならという事で、そのうちの1軒のアパレルショップに入ってウカれたTシャツの一つを購入。
たかが1,000円のTシャツ選びにサイズや色の吟味を重ねてしまう私に対し妻は意気消沈モードで、これは日本でも全く同じ事が起こっています。
ホテルに戻る 9:30pm
都会では特にやる事が無いのでホテルに戻ってきました。

午前の仕事の続きをする妻です。何度も言いますが今日は1月1日です。
Day10 半日滞在〜帰国

起きたら昨晩と全く同じ構図で笑えました。
まさか徹夜で仕事していたのかとビビりましたが、私より遅く寝て私より早く起きて定位置についただけのようです。
さていよいよマレーシア旅行最終日。とはいえ特にやる事がありません。ビーチリゾートでの遊びスキルにステータスを全振りしてしまった結果、都会での遊び方がよく分かりません。
魚料理ランチへ 12:00pm
ホテルから徒歩圏内に評判のいい魚料理屋があるとの情報をキャッチし(妻が)、歩いて向かいます。

昨晩購入したTシャツがこれです。日本では着用せず、専らビーチリゾートで着て周囲の賛同を得たいと考えています。
ちなみにクアラルンプールの日中、クソ暑いです。目的地まで徒歩15分、帽子が無いと気分が悪くなりそうでした。

着きました。すでに行列でさらに15分以上待ちました。むちゃくちゃ暑かったです。

すごく賑わっています。名店の証。これは期待が持てますね。

私は東南アジアに来るとあらゆる店でスイカジュースを頼む事にしています。お店に入るまでに合計30分くらい炎天下にいたので、とにかくグイグイ飲みます。
料理が到着しました。

これがもうめちゃくちゃ美味しかったです。ノータイムで★5つ。
レモングラス的な葉っぱ(たぶん)に巻いて、お魚を一匹まるごと蒸し焼きにしています。

これがホロホロでした。私の人生のホロホロランキングトップクラス。むちゃくちゃ満足度が高いです。東京でもこういう店があれば知りたい。
カフェで時間を潰す 2:00pm
ランチを食べた後予定が特に無いので周りを少し散歩してみましたが、おもしろそうな事も無かったことから、これ以上炎天下で歩くのもなんだかなという事で妻が手配したタクシーでホテル近くのカフェに来ました。

地下で涼しかったです。1時間くらいゆっくりしました。
3時にはホテルをチェックアウト。空港へ向かいます。
クアラルンプール空港 4:00pm
とうとう帰国の瞬間が迫ってきました。

この瞬間の妻の表情はいつも険しいです。私の慰めも全く効果がありません。

7時間のフライトを前に、マレーシア最後の腹ごしらえをします。とはいえ小綺麗なチェーン店のお味はいたってごく普通。いつも思うんですが、アジアの空港は屋台を空港内に設置してほしいです。
そして、例の事件は起こりました。

AirAsiaのフライト遅延です。今回の旅の遅延率100%を維持しました。あっぱれである。今回も2時間ほど遅延したと思います。もうAirAsiaはたぶん乗らないです。
妻の目から光が消えていました。
という事で名残惜しいマレーシアに別れを告げ、8時に飛行機にイン。前回のタイ旅行で導入した最高のネックピローに体を預け、爆睡して日本を待ちます。
Day11 帰国
羽田へ着 4:30am
労働の国、日本に着きました。

バリバリ早朝なので、ほぼ寝ながらなんとか自宅に着きました。
終わりに

半年前のタイ旅行を「過去イチと言っていいほど2人で楽しみまくった」と自己評価しましたが、いやはや今回のマレーシア旅行も肩を並べる楽しさでした。
特にTanjung Rhuとリペ島の、ビーチを拝んだ瞬間の感動は忘れられません。人は海を見ると無条件で盛り上がる事は、人類における一番大切な真実であると確信しています。
残りの人生、こういう時間を1秒でも長く過ごしたいと強く願うのでした。