ペナン島観光2.5日間 – マレーシア旅行2022-2023その1

1年以内

我ら夫婦は年末年始を海外で過ごすために日々労働しています。パンデミックで中断したそれをめでたく復活する運びとなりました。今回はマレーシアです。

道中4回利用したAirAsiaが全て遅延する珍事?にも恵まれ、とても感慨深い旅行でした。

Day00 出国

成田空港 9:30pm

夕方まで社内の年末イベントの運営をし、打ち上げを欠席して成田空港へ。
このイベント、準備中はウケるかどうかがとにかく不安で胃を痛めていたのですが蓋を開けてみたら成功で、想像を絶する開放感と共に成田へ向かいました。年末に向けて幸先が良い。

この日の成田空港は私が知る限りにおいて最も混雑していました。パンデミックの鬱憤を国外逃亡で晴らそうと考える人は多い模様です。我らも全く同じです。

Day01 クアラルンプール到着〜すぐペナン島へ

クアラルンプール空港へ着 / 8:00am

はい着きました。

ハイスピード

まずSIMをゲットします。
1,200円くらいです。10日くらいだったら20GBは余裕です。

喫煙スペースがありました。欧米に比べて東南アジアはまだ規制が緩いです。

ご飯を食べてすぐ国内線の搭乗手続きをします。

ペナン国際空港へ着 12:00pm

歩いてターミナルに向かうのが良い

これ以上無い天気が我々を迎えてくれました。
ちなみにペナン国際空港の空港コードはPENです。なんかかわいい。

ジョージタウンのホテルへ 1:00pm

Grabでジョージタウンのホテルへ向かいます。例に漏れず妻が手配しています。
弁明をすると、なぜか私はGrabのサインインが弾かれるようになっていて、登録ができないのです。

Spices Hotel。ジョージタウンの観光の拠点としてめちゃめちゃいい立地にあります。

部屋もきれい。ここを拠点に我らのペナン島ライフが始まります。

ジョージタウン食べ歩き

滞在予定の3日間では到底食べきれない量のレストランを妻がブックマークしているので、可能な限りアタックします。

かなり暑い

まずは目当てのペナンラクサ屋へ。

見た目はなんてことない食堂ですが…

感動する味でした。帰国後の今も妻は「これが1位だった」と言っています。

次はデザートのチェンドルを食べに行きます。

見た目はただの屋台ですが…

うますぎて瞳孔が開いていました。

街を観光をします。

ペナン島は中国系の人が多く、至るところに提灯がある
何かと記念撮影

この日は12月24日。年末の土曜日なんですが観光客でごったがえす雰囲気もなく、非常に落ち着いた空気が流れています。

Konbuchaなる飲み物

ただクソ暑いので、たまらずクーラーの効いたカフェに逃げ込みます。
Konbuchaなる飲み物に惹かれて注文してみました。昆布茶とは全く異なる概念で、ソーダジュースです。

さてペナンの観光名物と言えば、自転車の壁画です。

が、私はその存在に気付かずただヒジャブを着た女性の美しさにただ見とれていました。

私「壁画どこにあるん」
妻「さっきあったわ」
という会話が繰り広げられました。

ホテルに戻る 4:00pm

とにかく熱くて体力を削がれるので、ホテルで一度休憩に。妻の神がかり的なホテル選びセンスにより、小休止するにも最適な場所にホテルが存在します。

ロビーにあるブランコ状のソファ。「海外のゆるいホテル」って感じがしてお気に入り。

海側へ行ってみる 5:00pm

ペナンに着いて半日。すでに「あんまりやる事ないね」という話になり、なんとなく「海側に行ってみよう」となりました。

海の上にちょっとしたストリートがあります。こういう風情は好き。ただ、観光目線ではこれといったお店は無かったり。

その先に海が開けました。私はロン毛です。

ようやく会えたペナン名物

ついでに壁画スポットのリベンジを果たしました。ただ、壁画よりも印象的なおっちゃんの写真が撮れてしまいました。

伝統料理ニョニャ 6:30pm

妻のリストに従い、晩御飯はマレーシア伝統料理のニョニャを頂きます。ちょっと離れたところにある評判の店へ、Grabで移動。

ニョニャ料理

これが悶絶級においしかったです。私にとってはこれが1位。
全ての料理が米をおいしくするために存在している。つい腹がはち切れるくらい食べてしまいました。

ホテルに戻る 9:00pm

妻は仕事をします。期待を裏切りません。

私は一人で夜の散歩をしました。現地の若者がバイクや電気自転車でうろうろしています。夜となれば涼しい、流れるゆるーい空気が最高です。ゆるさは正義。

Day02 ペナン島2日目

今日も食べ歩きをコンセプトに、ジョージタウンを闊歩します。

あらゆる所に壁画があります。

目当てのレストランが閉まっていました。
半年前のタイでも散々遭遇した事ですので、こんな事でへこたれません。

マーケットまで歩いてみます。

マーケットへ 11:00am

とても賑わっています。人のエネルギーを感じる場所は好きだ。

今日は12月25日なので、薄ーくクリスマス情緒があります。

申し訳程度のサンタコスに興じるおじさん。
昨日食べたペナンラクサに感動した我らはここでもペナンラクサを食べました。おいしかった。

マーケットの規模は小さいものの、観光情緒を刺激するものとしては十分。楽しかったです。

食べ歩き 12:30pm

妻のレストランリストを1軒でも制覇すべく、次はエビヌードルのお店に歩いて行きます。

名店のいでたちのような気がする

わけも分からず2種類の麺を注文。両方ともおいしかったです。
いろんなものを食べすぎて食レポを書き分ける語彙力が追いつきません。

隣の店に売っていたエッグタルトも当然頂きます。
ペナンはエッグタルトが有名らしいです。

さてまたやる事が無くなったので近くにあった綺麗めのおしゃカフェで時間を潰します。
なお東南アジアの旅行TIPSですが、オープンして日の浅いおしゃカフェをブックマークしておくと、とっさのトイレ用途として便利です。

マッサージへ 2:00pm

我ら夫婦、東南アジアによくある「撫でるだけ」のマッサージに一切信頼を置いていないのですが、ここペナンでは盲目の方がマッサージ師を務めるというお店があり、行ってきました。

あまりの真顔で施術される私です。すみませんがあまり気持ちよくはありませんでした。お店の繁盛のためには「もっと強い方が喜ばれるのではないか」という提案をすべきだったかもしれません。

マッサージが終わって4時。
特にやる事が無いので街をぶらついたりホテルで休憩をとりました。

2回目のニョニャ料理へ 6:30pm

妻のレストランリストへのアタックを続けます。2日連続でニョニャ料理でディナーです。

ですがその前に少し時間が余ったので、コタ・ラマ公園を散策することに。

これがものすごく良かった。ノーマークな観光地でしたが、現地の方が思い思いの過ごし方をしているのが良い。ぼけーっと見るだけで楽しい。

分かりやすくやばい奴もいました。

さてお店を予約していた時間になりました。

現地の方で繁盛

明らかに観光客ではなく現地の方御用達のお店、という賑わい方。期待が持てます。

妻は楽しみすぎて見たこと無いくらい満面の笑顔になっていました。

やはりうまい。うますぎる。

コタ・ラマ公園 8:00pm

夕食前に訪れたコタ・ラマ公園が好きすぎたので、もう一度ぶらりと散策することに。

ああーめちゃくちゃいい。半袖でちょうどの気温、加えて海風も吹いてとんでもなく気持ちいい。

クリスマスだからか知りませんが、偶然の花火にも遭遇してテンションが爆上がる。

意味不明なくらいバカでかい豪華客船が停泊していました。ランカウイ島など周遊するらしいです。いくらかかるんでしょうか。

海沿いの遊歩道に座って談笑する人で溢れています。この光景どこかで見たなと思い出すと、キューバのハバナと全く同じです。

キューバのハバナ、マレコン通り

こうやって外で家族や友人とただ喋るっていう空気、東京だと感じづらいですが自分はめちゃくちゃ好きです。

ずっと感動しきっている私をよそに隣にいる妻が明らかに暇そうにしているのでホテルに戻ることにしました。

ホテルに戻る 11:00pm

リトルインディアというインド人街を抜けてホテルに戻ります。

うつろな表情のマネキンです。店番をしすぎたのかもしれません。

やはり妻は仕事をしました。今日はクリスマスだぞ。

Day03 ランカウイ島へ

昼には空港に戻りますのでその前に最後のペナン飯を食べます。妻の渾身リストから、Hameediyah Restaurantというロティ屋に照準を定めて伺います。

が、すごい行列で諦めました。

絶望としか表現しようのない表情を浮かべている妻

妻はこの世の終わりのような顔をしていました。

しょうがないので、ホテル近くの食堂で朝食をとりました。

おいしかったですよ。

空港へ 11:30am

Grab Taxiを手配して空港へ。だいたい30分くらい。
時間の余裕はかなり確保していたはずなのですが、やたら混雑していてチェックインに時間がかかり搭乗口まで全力で走って行くハメになりました。

チェックインの列に並んでいる間、前にいた中国人が「中国の観光名物だ」と話しかけて波が真っ二つに割れるインスタ動画を見せてきたのはなんだったんだろう。

無事チェックインを済ませた後、妻は日本とコールをしていました。ワーカホリックにもほどがあります。

ランカウイ島編へ続く

という事でこの旅の本題、ランカウイ島へ行きます。続きはこちらから。