自分がドゲーマーだったのも大学までの話で、社会人になってからはRPGも1年に1本くらいのペースでしか進めれないし、毎週ファミ通は読んでるものの新作はどれもあんまり興味持てないし、いまや話題はオンラインRPGとかソーシャルゲームばっかりだし、でもTGS行くのはずっと夢だったということで、生まれて初めての東京ゲームショウに記念訪問してきました。
ということで、会場に入った時点で目的の8割くらいは達成してたりする。
1日目の訪問者数が過去最高だったということで会場もすし詰め状態かと思ったけど、行った時間が昼過ぎというのもあってか当日券は10分くらい並んだらゲット。
前を通ったブースたち
どうせ気になるゲームは買って遊ぶので、時間制限のある中で2時間3時間も行列に並んでプレイアブル出展に触れるつもりはなく、何と言うか、会場の空気を感じれればそれでいいやということでぶらぶら。
GREEブース
前評判とは違って意外と盛況だったGREEブース。
でもよく見るとコンパニオンの写真撮ってる人がいるだけだったりして、正直いって何しに来たんだ感はあった。
セガブース
身内が勤めてます。
バンナムブース
どっかのアイドルらしき人がライブやっとったけど、恐ろしい盛り上がりようだった。
これ、ゲームと何かの関係あんの?
プレステブース
大盛況ですね。みんなよく並ぶなぁ…
アークブース
つい最近ペルソナ4クリアしたせいか、今一番気になる新作のP4Uもプレイアブル出展。
とりあえず後ろから眺めさせてもらいました。
スクエニブース
絶対スライムの方が制作コスト低いよな…
並ばなくても見れるので、トレーラーのメドレーを1周見ました。
ドラクエ10のトレーラーに感動
で、一番、というか唯一感動したのはドラクエ10のトレイラー。
自分がRPGに関して懐古厨だしドラクエ信者というのが大きいけど、ゲームでしかできない表現というポイント抑えてるし、何より小学生以来リアルタイムに触れ続けてきた「ドラクエというブランド」がちゃんと残っている、という安心感にやられた。本当に目頭が熱くなりました。
けどそれは後述する通り、自分が熱中したゲーム(というかRPG)がドラクエしかその形を残していないということがはっきりしたから、という寂しさも半分あったりする。
他タイトルのトレーラーは、見ててもうどんどん憂鬱な気持ちになりました。
分かっちゃいたけど、自分が求めたRPGはもう戻ってこんのだなぁ、と。
たいていが映画のトレーラーと何も変わらない、というか映画の劣化版を見せつけられている感じ。
FF13-2はキャラが喋りまくるし、FF零式というのも何だかコンセプトが良く分からない。
「これFFだよ」って言ってくれんとFFだと分からんし…FFブランドってもう無くなったのかな。
まぁこんな見方をするのはRPG市場で少数派だというのは分かってるけど。
自分はゲームに革新性や映像美やリアル性なんて全然求めないし、イベントに声が入ってるのは嫌だしフルポリゴンも嫌いだ。
俺はRPGでキャラが喋るのが基本的に受け付けません。見てて恥ずかしいから。
ファンタジーって、表現がリアルさを帯びた途端に恥ずかしくなるよね。俺ももう20代後半やし。
まぁメーカーが狙ってるターゲットから外れてるということなんやろうけど。
昔のRPGは表現技術がしょぼいことが幸いして、ユーザーが都合よく解釈できる余地があったんでしょうな。ここらへんはそのうち書く。
ということで、雑誌やweb記事とかからすでに分かっていたけど、RPGが目指している向きが自分が期待する方向を向いていないことを直接宣告されたようで、「やっぱりな」という感じに。
とは言っても中にはどストライクなRPGもまだ出ている(と思う)ので、それを見逃さないようにしないと。
戦利品
せっかく来たから何か買おうと思って買ったのがこれ。
『Symphonic Fantasies-music from SQUARE ENIX』です。まぁアマゾンで買えるんやけど…記念として。会場特典でエコバッグとサンプラーCDあり。
今聴きながら書いてるけど、いいですよこれけっこう。Amazonでは高評価とは言えないけど。自分が音楽やってるというのもあって、アレンジ手法=既成曲をどう料理するか、という視点で聴くとおもしろかったです。
ただ、選曲がツボを突ききれていないのが残念。同じコンセプトでライブアライブとかやってくれんかなぁ…
JABBERLOOPがタワレコでFF5のテーマやったライブ映像が流れててびっくらこいた。
物販ブースは店に入るだけで並ぶとかいう田舎育ちの自分としては理解しがたい状態だったのでことごとくパスしました。
ということで滞在2時間くらいで幕張を後に。
こんな腐れたこと書きましたが、行ってよかったです。
いろいろと整理がつきました。
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