人生で初めてレコードバーで演奏するという経験をしました。神保町のJBCというお店で、駅の出口を出て1分で着く素晴らしい立地にあります。

初めて知ったお店ですが、個人的には自宅から徒歩圏内にあるというのもポイントが高いです。

中に入ればところ狭しと積まれたレコード、DJブース、スピーカー。カウンターと机が3つほどで15-20人くらい入ればいっぱいのキャパ。それが良いのです。
自分の生活習慣ではこういうお店に立ち寄る機会はなかなかありませんが、バンドをやってるとこういうお店に出会えるのも良いです。雰囲気が好きで勝手に気分が盛り上がります。まだリハすらしていませんが。
今日の機材 〜ミキサー直に開眼
さて事前に聞いていた事ではありますが、このお店にはベースアンプはありません。ので、楽器はミキサーへ直で繋ぐ事になります。
ただ最近、ベースアンプによってベースの音色に味付けがされるという事があまり好きでなくなってきてます。これは歳をとったせいな気がします。自宅の練習ではアンプシミュレーターはずっとオフにしているくらいなので、むしろライン直の環境でで本番を試す良い機会だと思いました。

とはいえサウンドの調整が全く効かないのも怖いので、ペダルエフェクターを2つ持ち込みました。Freedom Custom Guitar ResearchのQuad Sound Bass Preamp(白)と、HatenaのActiveSpice(緑)です。
Quad Sound(以下略)の目的は出力稼ぎとイコライジング。手持ちのFender Playerジャズベースの音量が小さい問題を補うのと、ミキサーだけでベースのイコライジングはさすがに無理があると予想されたのでこちらで音色を調整。
ActiveSpiceはほぼお守り用途でいつも持ち歩いているものですが、今日のライン環境ではColorツマミの効きが効果てきめんで、カリカリ加減とモコモコ加減の調整で非常に役立ちました。
結果は予想通り、クセの無いピュアなベースサウンドが得られ、リハーサルの段階でだいぶ嬉しくなりました。中でも特に、ゴーストノートのパーカッシブなサウンドがちゃんと出力されるところに大きな好感が持てました。もうこれから、リハもライブもライン直で良いんじゃないかとすら思います。
本番まで
この店にはファミコンがあります。

店内で「ファミコンできます!」と宣伝されている割にはソフトがファミスタしかありませんでした。この歳になって店員さんに「他のファミコンソフトありませんか」と小学生みたい発言をするのが恥ずかしく思えたので周辺を勝手に物色させて頂きましたが、他のソフトは発見できませんでした。
数十年ぶりにプレイするファミスタの試合は、CPUに10以上の点差を離されるコールド負けという形で幕を閉じました。
本番の出来
そうこうしている間に自分の本番の時間を迎えました。
ビール2杯で記憶が曖昧になる私はなぜかビールをひっかけてライブ本番に望むというルーチンを持ち合わせているのですが、やはり今回もこれが良かったです。
普段のスタジオ練習ではそれなりにストイックにやるのですが、つい本番も練習のような気分になってしまうと反省点だけが残ってあまり楽しめないので、お酒の力で強制的に脳をふにゃふにゃにする事で「まぁ楽しければよかろう」という気分で演奏できました。
メンバーそれぞれしっかりと構成を間違えたりソロの引き継ぎが微妙な箇所があったなど色々ありますが、ただそれよりも、ミキサー直のベースサウンドに大きく満足したのと、自分がほろ酔いだったので総じて楽しかったです。
お店が小さいおかげでドラムの位置がずいぶん遠かったのですが、他の楽器の音が聞こえるスペースが生まれ、これも返って良かったです。
演奏した曲は以下の5曲です。このバンドの過去の本番の中でも一番好きなラインナップな気がします。
- Kobaïa – Magma
- Strasbourg St. Denis – Roy Hargrove
- Gypsy Woman (She’s Homeless) – Crystal Waters
- You Are The Universe – The Brand New Heavies
- Man In The Mirror – Michael Jackson

1年前に買った愛機でできるだけ多くの本番を経験したいものです。写真ではこの楽器の最大の特徴であるオレンジカラーが全く分からいないのが残念。
本番後
ギターをやってる大学時代の先輩が見に来てくれてて、バンドメンバーを交えてDJプレイを聴きながら談笑しました。そこで私はさらにビールを1杯飲んでしまったので、予想通り何を話したかはあまり覚えていません。実のある発言は何もしていないと思います。
その中でも唯一はっきり覚えているのは、DJの方がかけていたレコードですごく気になる日本人アーティストの曲があって「これかっこいいなぁ」と思ってたら、たまたまその場で立ち話をしたレーベルのプロデューサーの方の作品だったという事で、ほんとびっくりしました。
Willow records
レーベル | Willow recordsHannah Warm さんのCoralというレコードが非常に良かったです。お店にご本人もいらっしゃいました。
Hannah Warm | シンガーソングライターという事で、良い夜でした。
自宅から徒歩圏内のレコードバー、お酒に弱い私でも生活に組み込む方法を考えたいものです。
