横濱ジャズプロムナードで演奏してきた(11年ぶり)

1年以内

大学時代の先輩のジャズ・ファンクバンドに誘われ、横濱ジャズプロムナードで演奏してきました。
私自身エレキベースで演奏するのが6年ぶり、人前の演奏が2年ぶり、横濱ジャズプロムナードが3年ぶりの開催、このイベントに出演するのは11年ぶりと、いろんな事が久しぶりすぎて感慨深いです。

どうでもいいですが、プロムナード(promenade)とは、散歩道・遊歩道という意味だそうです。初めて知りました。

天気に恵まれました

桜木町のコレットマーレの前の広場でした。

すんごい秋晴れ

すんごい秋晴れで気分が良かったです。
普段週末は昼まで寝る私が、前日の飲み会を1次会で切り上げて頑張って9時代に起きた甲斐がありました。

演奏してみて

舞い上がる事もなくリラックスできました。年の功だと思います。
ミスしないようにハラハラしながら演奏して、ライブ後にあまり記憶が無い、というライブを若い頃は沢山してきましたが、ちゃんとバンドサウンドを聴きながら演奏できたと思います。
まぁそのせいでリハの2倍はミスしてるんですが、演奏後の満足感は遥かにこちらの方が高いです。

サックスとフルートの2管編成

演奏前は「お客さん3人くらいちゃうか」と思っていたのですが、少なくとも40人以上には立ち止まって見てもらえまして、正直びっくりしました。これは演者が言う事ではないのですが素人バンドを40分も見る理由が私には思いつかないので、世の中は私の基準より温かいです。

機材

ベースはYAMAHA TRB-JP2。激重の6弦ベースです。この記事を書いている今気づきましたが今日のライブでHi-C弦もLow-B弦も1度たりとて使っていないので4弦ベースで全く問題ないです。私の場合まともに使えるベースをこれしか所持していないのでしょうがありません。

足元にはHaTeNa?のActive Spice。本来コンプ目的じゃないエフェクターですが、音圧を足したい時の助け舟として常備しています。今日はまともにサウンドチェックする暇が無かったので「とりあえずかけとけ」で本番をこなしました。

アンプはHartkeのHA7000。

他のバンドさんの演奏中に遠方から撮りました

公式ラインナップに無いのでもう生産されていないモデルだと思われます。自分が大学生の頃はあらゆるスタジオに置かれてた気がします。
前回がいつか全く思い出せないくらい久しぶりに使いましたが、やっぱりいいですねこれ。ド流行りのMarkbassよりもナチュラルでバランス良く鳴らしてくれて、ストレスが無いです。

野外の出音は特殊

久しぶりに野外で演奏して痛感しましたが、まぁ低音が出ない。というかHartkeはちゃんと出してくれてるんですが、飛んでこない。無限の空間にふわ〜っと飛散していってる感覚です。
逆にミドルはバコーンと飛んできて、弾いている自分がびくっとするような瞬間が何度かありました。ベース本体でLowを補強したりアンプ側で500Hzをややカットしたり策は講じましたが、抜本的には変わりませんでした。

とはいえ低音の音程感を上げる目的で弦高を高めにセッティングしたのが良かったのか、音抜けがイマイチながらもフレーズはちゃんと聞き取れる範囲だったので演奏には支障ありませんでした。
環境に振り回される事なく立ち回れた事は若かりし頃に比べて成長を感じます。屋内のスタジオとあまりにサウンドが違うなというのは改めて勉強になりました。

あと、野外だとA弦やE弦のテンションがゆるゆるに感じるんですが、これって何でなんですかね。

エレキーベースの移動でもキャスターを使うようになりました

激重の6弦ベースを肩で担ぐという行為が肉体的に「もう無理」レベルできついので、ウッドベース運搬用に使っていたキャスターをエレキベース移動でも導入する事にしました。

加齢の象徴

これがすこぶる良いです。
帰宅した今になっても上半身の疲れを感じません。残りの生涯に渡りこのメソッドを使い続ける気がします。

演奏した曲

  1. Strasbourg St. Denis / Roy Hargrove
  2. After Last Night / Bruno Mars
  3. Low Rider / War
  4. Ghost Town / The Specials
  5. Josie / Steely Dan
  6. Pick up the Pieces / Average White Band

1曲目のStrasbourgは一つ前のバンドとバッチリ被ってしまい、我ら一同あちゃーとなりましたが、「まぁ俺らは1曲目やし」というリーダーの真意が不明の発言を受け、気にしない事にしました。

妻の不意打ち誕プレ

ライブ後にショッピングでもしようかと入った服屋で秋物の補充をしたところ、妻が「これを誕生日プレゼントという事にしよう」と言い出し支払いを代行されました。私の誕生日は1週間後ですが、不意打ちで誕プレを食らうことになりました。大事に着ます。