ある日、以下の2つの気持ちが融合し、
- 家に大量にあるカラーボックスがイケてない。かといって何万も出して本棚を買う気にもならない。
- 先日アフリカに行ってからというもの、家を色彩豊かにしたい気持ちが抑えきれない。
カラーボックスをペンキで塗ってみようと思い立ちました。DIY素人からするとペンキ塗りは上級職向けな気がします。果たして大丈夫でしょうか。
用意したもの
徒歩5分にホームセンターがある地の利を存分に活かして、以下のものを購入しました。
- ペンキ (850円)
- ハケ3本セット (300円)
- ヤスリ (手持ちのやつ1,500円、紙のやつ100円)
- ベランダに敷くための新聞 (100円)
- 新聞を固定するための養生テープ (300円)
買ったのが3ヵ月前なので、価格は相当うろ覚えです。
新聞をベランダに敷き詰めました。貼ってる最中にいきなりやぶけたので適宜養生テープで補強します。
ペンキ業界について全くの無知ですので、ホームセンターにあった「アトムハウスペイント オールマイティーネオ 200ml」というのを疑わずに買いました。色はネイビーブルーという色にしました。
★Tips:気になるペンキ容量ですが、200mlでカラーボックス1つ塗るのに十分です。
ヤスリをかける
実行する前にそれなりにウェブで情報収集をしたところ、
どの記事でも「塗る前にヤスリをかけろ」とあります。
カラーボックスは表面がコーティングされているので、そのまま塗装しても乾くと剥がれてしまったり、ペンキがうまく乗りません。そこで、サンドペーパーなどでしっかり全体が白っぽくなるくらいヤスリがけをしましょう。
ということでヤスリかけました。
が、ハッキリ言ってこの工程はとてもしんどいです。腰が痛くなる。粉まみれになる。トドメに単純に楽しくない。
生来の怠け心に火がつきました。「この工程はショートカットしたら本当にダメなのか?」ということで、試しに3つ目に着手したカラーボックスではヤスリがけをスキップしてみたところ、塗って3ヵ月経った現在でも特に問題が発生していません。
★Tips:保証はできませんが、ヤスリはかけなくてもいいかもしれません。
ペンキでペタペタ塗る
ハケにペンキをつけてペタペタ塗ります。この工程は楽しいです。
塗っている途中の写真が無いので、いきなり完成状態をお楽しみ頂いております。やってみた感想は「素人でも結構綺麗に塗れるねぇ」でした。すごく満足度が高いです。
なお私の場合、一つのカラーボックスを塗り終わるまでだいたい1時間半くらいかかりました。
それはちょっと完璧主義なところがあるので色のムラが気になり何度も重ね塗りしてしまったからですが、本を入れるとほとんど見えなくなるので本当はもっと適当でもいいはずです。私は塗った後にこの事実に気付きました。
さて、ここで便利グッズを紹介しておきます。
100均で売ってる棚です。
地ベタにカラーボックスを置くと接地面あたりが塗りづらくなるので、このように浮かします。塗ってる途中でこの必要性に気付き、慌てて近所の100均に買いに行きました。
あと同時に「このペンキまみれのハケはどうすんねん」と気付いたため、同じく100均でバケツを買いました。
★Tips:100均で小さい棚とバケツも買っておく
乾かす
私の場合、無謀にも2月にこれを行いしかも寝坊癖のせいでだいたい昼過ぎから作業開始でしたので(3回とも)、日中には乾きませんでした。夜になっても指で触ったらネチョネチョしてるので、結局1週間くらい放置するハメに。平日は仕事で疲れ切ってるので、作業が次の土日になったりします。
さすがに1週間経ってから指で触るとサラサラしているので、これで乾いたと判断します。
夏の午前中から塗り始められたら、ずいぶんと変わるかも知れません。
★Tips:冬に寝坊癖のある人がペンキを塗ると、乾かす時に困る
完成しました
じゃーん。
おおお、思った以上にいい感じ。テンションあがる。この後はだいたい2週間に1度のペースで、残りのカラーボックスも塗って本棚を完成させました。
かなり満足したので、その後1ヵ月くらいは何かをペンキで塗りたい衝動を抑えるのが大変でした。
いかがでしょう。現在の日本、無印良品の家具があまりに使い勝手が良いのでコモディティ化していってるように思いますが、「ペンキで塗る」という技を覚えるだけでかなり部屋とかインテリアの可能性が広がるように思います。
ああ、また何か塗りたい。
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