ワンホーンカルテットで何かCDを、と言われるとまずこれが思い浮かぶ。
とにかくHenri Texier(アンリ・テキシェ)というベーシストがかなりイカす!!
フランス生まれのベーシストってジャズの印象あんまり無いけど、彼のゴシゴシくるバッキングは黒人も顔負けの気持ちよさがある。音も好み。マクブライドの音を重く暗くした感じ。
ヨーロッパは弦楽に強いということで、ピッチもいいですねこの人。
やたらとフリーでソロをとりたがるのは、たぶんこの人の趣味。
この人45年生まれで、録音が68年ということなので、レコーディング時は23歳だったと。ええー。
1曲目の「And When We Are Young(放題:若かりし頃)」はロバートケネディへの追悼曲らしい。
自分は2曲目「Alive and Well」が大好きで、一番聴いた。パンクジャズな曲。
(たぶん自分が言う「パンク」の意味に誤解がありそうやけど)
モードの曲なのに、それを感じさせないウッズのソロが超素敵。まさに「歌い上げる」という感じ。
というか、このアルバムは全テイクの全ソロが歌心溢れまくりで、サントラみたいな聴き方もできる。
だから普段ジャズ聴かない人にも聴きやすいんではないかと。
長い曲あり、短い曲あり、パンクな曲あり、しっとりした曲あり、でかなり緩急に富んだ内容。アルバム全体として、非の打ちどころがありません。
超おすすめです。
ちなみにフィルウッズ、パーカーが好きすぎて、パーカーの未亡人と結婚してしまったらしい。
Phil Woods(as) / George Gruntz(pf) / Henri Texier(ba) / Daniel Humair(ds)
1968年録音
え!?
チャン・パーカーってフィルウッズと再婚したんじゃなかったの?
多分、違うと思うよ。
最後の行のことやんな。
おっしゃる通りフィルウッズとチャン・パーカーが結婚したという意味で書いたつもりやけど、「この人」が誰を指すのか分かりづらい?
ごめん。。。
アンリ・テキシェのことを言ってるのかと思ったけど、
タイトル見たらフィルウッズで思いきり書いてるのに、
本文にはないから勘違いしてもうた。すまんそ。
あー確かに、見返してみるとまるでアンリテキシェの記事みたいやな…
直した。
てか記事書いてから一瞬でコメントついたからびっくりしたわ。
あと全然関係無いけど、東京バンドワゴンて小節良かったよ。お前好きそう。
俺まだ全部読んでないけど。
お昼休みにネットサーフィンしてたら、ハッとなったわけ。
すげー時間に記事アップしてるな!
東京バンドワゴンね。チェックしてみる。
サンキュ。