[レビュー] Live at Tonic / Christian McBride

3枚入りで¥1000前後という衝撃プライス。さすが太っ腹(体型が)。
特筆すべき点としては、Christian McBrideにしては珍しくパッケージデザインがかっこいいというところでしょうか。

Christian McBrideは現存するウッドベーシストの中でもトップクラスに好きです。
無理やり派手な演奏しないところと、何と言ってもウッベの音がいい。良すぎる。
世にゴマンとプロのウッドベーシストはいますが、スタジオ盤ではしっかり音つくってるのにライブ見に行くと「ガックシ…」みたいなことも多い中、この人とLarry Grenadierの二人はライブ環境での音作りもめちゃくちゃしっかりしてる。
かなりブラックなウッベの音を聴かせてくれます。自分もこんな音出したい。

Technicolor NightmareとLejos De Usted、Boogie Woogie Waltzの3曲が聞けるだけでも買ってよかった。

ちなみにDisc2と3は(多分)即興のセッションが延々と繰り広げられるという内容。
リーダーだけあってマクブライドがフィーチャーされる場面が多いため、ベーシスト意外には全然おもろくないかも。
自分はドラムのテレオンガリーも大好きなので、ぐっと聞きいってしまいます。

Christian McBride (b) / Ron Blake (ts,ss,bs,fl) / Geoffrey Keezer (p,key) / Terreon Gully (ds)
Charlie Hunter (g) / Jason Moran (p) / Jenny Scheinman (vln) / DJ Logic (turntable,beatbox) / Eric Krasno (g) / Rashawn Ross (tp)