ということでPONTIACSの1stアルバムを買いました。
CD買ったのなんて数年ぶりちゃうか。
レコードサイズ。でっか。
ベーシスト視点の感想
- 個人的には照ちゃんのかっこよさが際立っている!
- プレベの音がバンド全体サウンドの印象を決定付けているような気がしとるけど、単に自分がベーシストだからかもしれない。
- プレベのハイポジションの音が気持ち良すぎる。
- ブランキー初期のように(ルート弾きじゃなくて)フレーズによるプレイが目立つ照ちゃん。楽曲に文学的な味付けをしていると思う。
- 照ちゃんは「表現したいこと」と「フレーズ」と「楽器」が一直線で繋がってる気がする。このアルバム聞いてなんでプレベにしたかがすごいはっきり分かった。
- ドラムは第1期ROSSOのmasatoと似てる。俺は結構好き。
- 3曲目の「BPR」がかっこいい!高速3拍子の曲ってあんまやらんよねベンジー。
- ライブ見て思ったことやけど、楽曲はJUDE路線をより80年代ロックにしていった印象。
- アルバム後半になるにつれ楽曲がだんたんJUDEっぽくなる気がする。
SHINJUKU[PV]
再結成だとか何だとか
ずーっと思っとったけど、ベンジー、照ちゃん、達也の3人がいっしょに演奏することを「ブランキー再結成」という文脈でしか語られないことが不思議でたまらない。
それは各方面のファンの声でもそうだし、雑誌のインタビュー見てても関しても思う。
でもブランキー解散後の3人をずっと追っかけていけば、それぞれが志向する音楽性がもはや全く変わっていることが分かるはず。
今月の「音楽と人」を見れば、本人たちの耳にもその噂は入っていることも分かる。
達也が一瞬Twitterやってた時に、ファンが未だにブランキーを望んでいることに対してかなり心を痛めていることがはっきり分かった。はっきり言って予想通りだった。
そんな本人たちになんで無神経に「ブランキー再結成」って言うねん。
ブランキー聴きたい人は過去のCDやDVD、Youtubeを見ればいいでしょう。
誤解のないように言っておけば、自分も3人がまた演奏するのを見たいという夢を持ち続けている。ブランキーのライブを一回も見れなかったからというのも大きい。
でもそれは、ベンジー、照ちゃん、達也が自分は日本のロックミュージシャンの中で一番好きだからであって、ブランキーを見たいという意味ではない。
もし、3人でもう一回「バンドやろまい」みたいな話が持ち上がった時は、その時の3人の中で折り合いのつく音楽をやってほしい。
バンド名は、名古屋の海賊とかで。
そんな時を待ち続けています。
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