我が家のパッシブスピーカーを鳴らすのにケンウッドのミニコンポをパワーアンプ代わりにしてたのですが、
叩かないと音がでない
という昭和のテレビのような状態になっていたので「そろそろ換え時やな」とパワーアンプを物色していました。ぼちぼちネットで調べると、バカ安の中国製デジタルアンプがけっこうスゴイらしい。オーディオマニアも認める品質だとか。ということでAmazonで購入。なんとACアダプタ付きで3,500円。チーン。
届きました
2日くらいで到着。さすがAmazon。
箱です。
開封後の様子です。
シルバーもあるのですが、どうしてもかっこいいと思えなかったので、迷わず黒を選びました。
肝心の音質は
感動しました。
とりあえずBlake Robinsonのクロノトリガーオーケストラかけてみたんですが、管楽器、特にトランペットの音色がかなり飛んでくるようになった!というのを露骨に感じました。音が立体的に構成されているのをマジで感じます。
お次にIan O’Brienの打ち込み系(ハウスって言うの?)で低音をチェック。バスドラのアタックがかなり聞こえやすくなったのが分かります。前は「ボゴン・ボゴン・ボゴン・ボゴン」だったのが、「ドッ・ドッ・ドッ・ドッ」という感じに。
次にエレキベースの音を確かめようとブランキーをかけました。ヘッドホンじゃないのに、ベースライン単体をちゃんと追いかけられるくらいハッキリ聞こえます。
BOSEみたいに低音をいやらしく持ち上げるとかしてなくて、ニュートラル志向なんだと思いますが、そこが非常に好感度高いです。
わたくし一応ベーシストですので、一般の方に比べてかなり重箱の隅をつつくような音楽の聞き方をしているんだろうと思いますが、特にベース音を聞くために、スピーカーの出音ってハナから期待していませんでした。もうヘッドホン以外あり得へんやろくらいの。それがちょっと価値観変わった感がありますね。
まとめて言うと、ハイもローも、音の解像度が上がって、ひとつひとつの音がちゃんと分離して聞こえるようになった、ということだと思います。これがクリアな音って言うんでしょうね多分。
この感動は、数年前にSONYのヘッドホンMDR-CD900ST買った時以来。あの時も「聞こえなかった音が聞こえる!」と興奮したものでした。
冗談抜きに、音楽聞くのがちょっと楽しくなりました。
あともう一ついいポイントが、この小ささ。マジで手のひらサイズ。
2016年は「部屋の物を半分に減らす」というテーマを掲げてますので、この省スペース化はありがたいの極み!
システムはこうなりました
改めて見てみると、かなり金かけてないなぁ…。
PCとベースを除くと
多分ヘッドホンが一番高い
ことに気付いて笑えます。
- AUDIO-TECHNICA | AT-PL30 : たぶん5,000円くらい
- AUDIO-TECHNICA | AT-SL31A : たぶん1,500円くらい
- LINE6 | UX1 : 会社の先輩から5,000円くらいで買った
- Lepy | LP-2024a : 3,500円
- KENWOOD | LS-SA7 : 近所で拾った
- SONY | MDR-CD9000ST : 15,000円くらい
合計ちょうど3万くらいです。ヘッドホンだけで半分か…。いや、全然十分ですよこれでマジで。
仕様
リア
リアはこんな感じ。普通すぎて何をコメントしていいのか分からない。
スペック
取説をなくしたときのために、ここに書いてきます。
- Input power : DC12 – 13.5V >3A
- Output power : 20W × 2 RMS
- Speaker impedance : 4~8Ω
- Frequency response : 20Hz – 20KHz
- Minimum THD : <0.4%
- SNR : > 80dB
- Input Sensitivity : 200mV
- Input Impedance : 47k Ohm
半分以上意味がわかりません。
さらばAVINO
今さら説明書を引っ張ってみると、SG-5MDというモデルとのこと。たしか大学1年生の時に買ったような。
14年間もありがとう。
というかデカすぎたわお前!