ロマサガ1と2と採譜したので、3もやりました。今回はコードもとりました。相変わらずベースラインの採譜よりもコードの検証の方が5倍くらい時間がかかっています。
全体的に、ロマサガ2に比べて弾きやすいアレンジが多いように感じます。
目次
- バトル1 / Battle I
- バトル2 / Battle II
- 四魔貴族バトル1 / Devil Lord Confrontation I
- 四魔貴族バトル2 / Devil Lord Confrontation II
- 玄城バトル / Arcane Castle Battle
- ラストバトル / Final Confrontation
バトル1 / Battle I
通常戦闘曲です。ロマサガはどのタイトルも通常戦闘曲が一番好きです。
ロマサガ2ではコードに対してアルペジオ的にちょこまか動くベースラインが多用されてましたが、ロマサガ3では一転、ルート弾きのパートが結構増え、シンプル化の傾向が確認できます。ストリングスの動きがやや派手めに編曲されているので、バランスとったんでしょうか。おかげでかなり採譜しやすかったです。
なおベースラインの複雑路線からシンプル化の動きは、FF5から6も同様でした。
バトル2 / Battle II
中ボス戦闘曲です。
ベースラインに関してはバトル1よりもさらにシンプルです。
四魔貴族バトル1 / Devil Lord Confrontation I
みんな大好き四魔貴族戦闘曲です。なんというか、細かい事は置いといてとにかく盛り上がる曲、というのはイトケン先生の作風の一つな気がします。個人的にはイトケン先生は戦闘曲よりもバラードの方が好きなんですが、そう思ってる人はあんまりいないかもですね。
あと、この曲だけ5弦が必要です。
この曲はベースラインがシンプルな反面、コードを採るのが一番苦労しました。シックスコードが出てくる。
10%くらいはコードに自信がありません。
四魔貴族バトル2 / Devil Lord Confrontation II
採譜してこの曲の狂いっぷりに気付きました。譜面の半分がイントロです。そんな馬鹿な…。
そして、ゲーム音楽のベース採譜して譜面が3ページになったのは初めてです。
この曲はベースラインがどうのというよりも、メロディがバリバリのシンセで構築されているのが特徴を決定付けています。
プレイしていた当時から違和感を感じてはいましたし、というか本音で言うと「アリなんかこれは」と思ってたところは正直ありますが、今になっては四魔貴族という異質な存在を表現する手段として解釈できるかなと思います。
作品を生楽器のサウンドで構成しておいて、ここぞという時にシンセで印象づけるという手法は、FF6の魔大陸でも確認できます。
玄城バトル / Arcane Castle Battle
最後の一歩手前のダンジョン玄城で流れる曲です。プレイ当時はバトル曲として認識していませんでしたが、曲名にバトルと入っていたので採譜しました。
コードはほぼマイナー一発で、ベースはリフが主体。ロックバンドにはありがちですがゲーム音楽にとっては珍しい編曲な気がします。
ラストバトル / Final Confrontation
この曲も3ページに渡っての大曲となりました。
プレイ時はそうと思いませんでしたが、採譜すると意外と平坦な曲なのかもな、と感じました。
ということで以上です。
バトル曲ベースライン採譜シリーズは、FF456、ロマサガ123とやりましたので、次はどのRPGにしたらええのか、あんまり思いつかないですねぇ。
曲名英語表記の参照
英語表記は米国Amazonでの表記を参照しています。
Romancing Sa・Ga 3 Original Soundtrack by Kenji Ito on Amazon Music – Amazon.com
選曲もかっこいいし、耳コピが天才すぎるし、コードもあるし、譜面もある。。。さらにTAB譜まで。。。
自分みたいな初心者にはマジありがたいっす。。。!