将来の自分が作家性を備えるとどうなるかという興味から、とりあえず今のうちからネット露出を高めておこうという考えのもと、最近無理やり日記を書いているが、どうもエントリーが毎回長すぎる。
小出しにした方がPV的にも滞在時間的にもいいスコアになるはずだが、「毎日全力投球」がモットーの自分としてはしょうがないのである。
さて、以前からくどくど申し上げているように、固定バンドもないくせに、相変わらず何かに取り憑かれたように機材を買っている。すでに東南アジアなら何回か行けるくらいの金を投資してしまった。
自分用の備忘録として9月~10月の戦利品の報告。
戦利品その1
人生6本目のベースを入手。ほとんど衝動買い。
3000円のシャツを買うだけで「一晩考えらせてくれ」という名言を残した過去がまるで嘘のようだ。見たかこれが社会人のチカラだ。
Bacchusのフレットレス。とりあえず入門用に。ちなみにベース本体を買ったのは大学4年のウッベ以来だから、4年ぶり。
某巨大SNSを介して譲ってもらう。
しかもちょうど買おうと思っていたソフトケースと一緒に(!!)。日頃の行いが良い(=会社のために不眠不休で働く)と、このようなラッキーが舞い込んでくるようだ。
いやーパッシブのフレットレス、ずっと欲しかったのよねー。ちなみにアクティブのフレットレスは、自分の中では完全に邪道である。
かといって10万以上するフレットレスをいきなり買うのもアレやし、安い価格帯だとfender japanみたいなブランドネームで売っている会社よりもバッカスみたいにしこしこ作ってる会社の方が信頼できるんちゃうか、という気がした。
ヘッドのロゴを見る限り、バッカスのクソ安いシリーズではないようです。
1時間くらい音出したが、デッドポイントも致命的なビビリもなく、弦間のバランスも思ったよりいい(もちろんアクティブには負ける)。うむ優秀。
基本ベースだけでゲーム音楽をレコーディングするプロジェクトのネックは、どうしてもメロディーの演奏になる。
(ベースという楽器はそもそもメロディーを弾くには向いてない。もちろん時と場合によるが)
trb-jp2でコーラスかけたりして何度か試したが、どうしても機械的になるのはどうしたもんかと悶々していた時に候補として急浮上したのがフレットレスなのであった。
しかし買った後で気づいたが、「時の傷痕」のテーマを弾くにはちょうど1フレット足りないことが判明。どないすんねん…
軽くご飯が3杯はいける、つるつる指板の眺め。ハァハァ。
戦利品その2
以前ちらっと紹介したやつ。Freedom Custom Guitar ResearchのQuad Sound Bass Preampである。ギャグかと思うほどの名前の長さがグッド。
これも某巨大SNSを介して購入した。Micro Bass Ⅱ買った次の日に。男は一度決めた道を追及せねばならんので、このような暴挙もノープロブレムなのである。
このプリアンプ、何がいいかって見た目である。世のエフェクターのほとんどに対して、ビジュアルには「?」だが、これだけはかっこいい。世界で一番かっこいいエフェクターだと勝手に思っている。
もちろん音もいい。
自分が持っているプリアンプの中では一番好みである。ハイにエロさを出したいときはMicro Bass Ⅱを使うが、ローに芯を出したいときはこっちを使う。
trb-jp2を買うかどうか悩んでいた時の決めてになったのが、フィリップ・バイノがRIng of Fireでロックでブリブリ使っていたからなのだが、5年くらい使った俺の結論は「やっぱこれロック向きじゃないわ」だった。ルート弾きが気持ち良くない。もちろん自分のウデのせいもある。
こいつ使うとジャズベっぽくなるというか、とにかくルート弾きメインの8ビートの時はもっぱら使っています。
戦利品その3
BOSSのME-50B。ベース用のマルチエフェクターです。なんだこの至極近未来的(≒かっこ悪い)なビジュアルは!!
コーラスとディレイとリバーブの差が良くわかっていない自分のために勉強用として購入。かのChristian McBrideが使っているから、まぁ大丈夫やろ。親切にもソフトケース付き(某巨大オークションで出品者がつけてくれた)。
そしてあわよくばレコーディングで使ったろう、という魂胆。
決して人前では使いたくない。
とりあえず1時間試した感想。
- とりあえず音質は悪くなる。
- パッチはほとんど使えん(歪みはいらんのだっちゅうに)。
- おもちゃ度MAX。これでまる1日は遊べる。
まだ試してないが、フレットレスにコーラスかけて弾くとどうなるか想像しただけでよだれが垂れます。
+ + +
半年かけてエレベ回りは欲しいものをだいたい揃った。次はウッベ回り。アジャスターと弦を買うのであ~る。
高い音域で指板が足らない時は、
ジャコ大魔神もなさっているように緊急避難的に人工ハーモニックスで対象できます。大変だけどね。
あと、メロディー限定?と腹を括ってテナーベース化?にしてしまう(下からADGC)のも手です。
チューニングをチェロ(ローC-G-D-A)の様な5度チューニングにするのも手では?
コントラバスでは既にあり専用の弦セットが販売されています(スピロコア(レッドミッチェル セット(名手レッドミッチェルが考案したから))、オブリガート他)。