ロックマン2と4の採譜をしたのに3がまだだったので耳コピしました。ベースラインのTAB譜に加えてコードもとりましたが、作業時間の9割は後者です。2と4よりもコードが難解でした。一部のコードは自信ありませんが清水の舞台から飛び降りる覚悟で公開します。
目次
- ニードルマン / Needle Man
- マグネットマン / Magnet Man
- ジェミニマン / Gemini Man
- ハードマン / Hard Man
- タップマン / Top Man
- スネークマン / Snake Man
- スパークマン / Spark Man
- シャドウマン / Shadow Man
- Dr.ワイリー1 / Dr.WILY STAGE 1
- Dr.ワイリー2 / Dr.WILY STAGE 2
- Dr.ワイリー3 / Dr.WILY STAGE 3
- 全曲採ってみて
- 楽曲名と作曲者の参考サイト
ニードルマン / Needle Man

Bパートの16部シンコペーションがかっこいいです。リズム的にグッと深みが出るように思いますが、ゲーム音楽であまりこのアプローチを見ることは少ないような気がします。
マグネットマン / Magnet Man

妙な明るさをもつ曲です。
この雰囲気がなぜマグネットステージとして採用されたかは謎。
ジェミニマン / Gemini Man

かなり人間にも引きやすい曲だと思います。
23小節目のコード Db6(11) は非常に特徴的な響きで、ゲーム音楽でこんなコードを採譜した記憶は他にありません。間違ってたら教えてください。
ハードマン / Hard Man

よくあるフレーズかなと思いきや、後半のBパートから鬼のハイポジション16部が畳み掛けてきます。
それにしても未だにハードマンという名前がちょっと笑えます。
タップマン / Top Man

トップマンではなくタップマンです。
ほとんどsus4や(11)のコードばかりで、独特の浮遊感があります。
スネークマン / Snake Man

ロックマン3を代表する曲といえばこれでしょう。
軽快なテンポに分かりやすいメロディ、メリハリのついた構成と、人気曲になるのもうなずけます。
ただ…、ヘビというイメージとこの軽快さがマッチしているとはちょっと思えないのが残念。
スパークマン / Spark Man

何がそう思わせるのか分かりませんが、非常にロックマンらしい曲だと感じます。
シャドウマン / Shadow Man

ロックマン3でコードとってて4度の音が頻発するなと思いました。
Aパートでマイナー+4度のハーモニーだったのが、Bパートでメジャー+4度に変化しているところはおもしろいアレンジだなと思います。
そしてこの曲の特徴はなんといっても曲調が激変するCパートでしょう。ベースラインはかなりおいしいと思います。
Dr.ワイリー1 / Dr.Wily’s Castle 1

今作のワイリーステージの1,2,3全てに共通して、メロディ感が希薄でリフ(繰り返しフレーズ)とビート感で引っ張っていくアプローチがとられています。前作のワイリーステージ1がすごく象徴的な楽曲だったのに対し敢えて別の方向を模索した結果かもしれません。
Dr.ワイリー2 / Dr.Wily’s Castle 2

さらにメロディ感が希薄です。
Dr.ワイリー3 / Dr.Wily’s Castle 3

とにかく暗いです。敵のアジトの最深部に来たという感があります。
全曲採ってみて
ロックマン2や4に比べると人間にも弾きやすい難易度の曲が揃っています。絶望的に無理と感じるような曲はひとつも無いのではないでしょうか。
全体的に暗い気がするのですが、恐らくワイリーステージの暗さが全体を引っ張っているような気がしてなりません。
コードの採譜は2や4に比べてかなり難しかったです。
ご存知の通りファミコンは3和音ですが、難解な音をぶつけている傾向が強いと感じます。それが2と4には無い独特の雰囲気を出しているのは間違いないのですが、ではどの音をコード要素としてピックアップすれば原曲の響きに似るかはかなり試行錯誤しました。
ハーモニーに詳しい方が見たら違和感がある採譜も多いだろうなと思います。
楽曲名と作曲者の参考サイト
こちらの表記と作曲者を参照しました。