2022年を振り返る

あけましておめでとうございます。

ようやく再開できるようになった年越しを海外で過ごす恒例行事、今回はマレーシアから帰国し、1年振り返りのために筆をとります。
この際、執筆が中断している9月のタイ旅行記の事は考えない事にします。

2022年は一部でパンデミックからの回復の兆しが見られました。それに最大限にあやかっているのが我ら夫婦で、中断していたライフワークである海外旅行を2回も敢行。これだけで最高の年だった気がしています。海外旅行ってすごい。

一方で世の中は盛り上がっているかというと微妙です。私が属するIT業界はTwitter大規模レイオフに象徴されるように春は終わり、日本の経済競争力の劣後を唱える声は勢いを増し、特に年の後半は物価の上昇を目の当たりにする中で、将来の生活に対する妙な不安ムードが漂ってきました。
2023年に日本経済的なグッドニュースがありそうな気配はありませんし海外旅行を趣味とする我ら夫婦にとっては全く他人事では無いはずなのですが、ものの吉凶などすぐには分からないので、たぶん今のままのほほんと過ごす気がします。

目標テーブルの自己採点

年始にたてた目標の達成具合です。

目標評価言い訳など
1.ビジネス書10冊読む×3冊。読書に向いていないのか俺?
2.英語で会話できるようになる×英語を話す機会はあるが特に訓練していない
3.リコーダーでジャズスタ吹けるようになる×そもそも1回も吹いてない
4.ひとりバンド作品を5つ出す×ゼロ
5.イラストを描いて世に出す#意識低い楽団シリーズの立ち上げで3枚Tシャツを作った
6.新しいモノづくり(Python, AI, 3Dモデリングのどれか)×Blenderを2時間のみ
7.RPGを1本はやる×ゼロ
8.煙草を年間150箱に抑える×229箱
9.家の断捨離×特に何もしていない
10.投資を始める×特に何もしていない

史上最低の達成率に思わずフフッと声が出ました。
原因は明確で、目標と書いてはいるが目標として認識していない事にあります。これらを努力の指針にするのではなく、「日常生活の中であわよくば達成してたらいいなぁ」くらいにしか捉えていないところに根本的な問題があります。

しかし、これらの未達成ぶりが2回の海外旅行でいとも簡単に帳消しになるので、むしろ海外旅行の尊さを尊重すべきだと思うことにします。

こんな結論で良いのかはかなり疑問ですが、次にテーマごとの振り返りに進みます。

1. お仕事 : ○

コンサルに転職して3年目。相変わらずプレッシャーは強くて胃が痛い局面はあるがずいぶんマシになってきた。2023年が終わる頃には「コンサル乗りこなしてまーす」となってればいいが。

クライアントプロジェクトは2019年に比べて大幅に減少。ヘルプや提案に巻き込まれる事がほとんど無かった。と言っても本数が減っただけで、かけてる時間が大幅に減ったわけではない。

  • 銀行: ライフプランシミュレーションサービスのフェーズ構想と実施(継続)
  • リテール: チャットボットの体験デザイン

その代わり、社内マネジメントに割く時間が大幅に増えた。

  • チーム全体リアルイベント(月イチ)の運営
  • チーム全体の採用活動
  • サブチーム内部定例の運営

というのも「ピープルマネジメントの共同リード」と「サービスデザインチームの共同リード」という2つの肩書がついたからで、10年以上クライアントワーク命みたいな働き方だった自分にとってこれは大きなターニングポイントだった。次のステージに進みかけている気がする。

チームのピープルマネジメントの共同リードに任命されるも

チームのカルチャー作りやメンバーのモチベーション管理などをお願いね、と。チーム規模はちょうど100人。これは嬉しかった。
が、いざやろうとなると初体験ばかりで思うように体は動かないものだ。

  • 不慣れの社内イベント運営
    企画がメンバーにウケるのかマジで判断がつかない。クライアントワークに比べてゴールの抽象度が高い。この状況ではここまで自信を持てないのか俺はと驚いた。場数を踏むしか無いので苦手だが続ける。
  • 苦手意識の社内勉強会
    あらゆる仕事の中で最も苦手。胃が痛い。根本的には「自分がやってる事が同僚に比べて優れている」という自信が無いからだろう。
    これは体系だった知識の欠如から来ている。10年以上我流でプロジェクト回して来たツケとして、自分以外の100人みたいなスケールにとっての再現性、みたいなセンスがまるで無い。アンテナを貼り知識をつけないと、マジでボロが出そうで怖い。
  • 社内マネジメントのプロの存在
    苦手意識との戦いの連続だったが、そんな中で「バリバリ社内マネジメントやって来ました」みたいな先輩に頼る事でなんとか生き延びた。2022年はこの人の近くでワーク出来た事が一番の収穫だった。そして早く追いつかないといけない。

リアルで会うことの正義

リモート主義だったが、リアルで会う事の効果も実感してしまった。

東京で緊急事態宣言が出た2020年夏からずっとリモートでやりとりしていたクライアントに2年ぶりに会った。初めての飲み会もやって一気に距離が近づいた。なんかもうめちゃくちゃ良かった。相手も「こんなに時間が経つのが早い飲み会はなかなかない」と、近しいバイブスを感じていた模様。もっと早くやれば良かった。

社内もオフィス回帰の流れが加速。同僚で飲みにでも行けば仲良くなりたいと思っていたメンバーと仲良くなれるのである。2年間のフルリモートよりも出社を始めた半年間の方が心理安全を確保できた実感がある。

リモートワークを許可しない会社に時代遅れを感じ、これからの時代はリモートでもリアル同等の価値を出すスキルを備えるべきと考えていたが、その考えが揺らいでしまう。

会話の継続がチームのファミリー感を生む

サービスデザインチームの共同リードの任につくにあたり、チームメンバー内で話す定例を設けて運用した。メンバー全員のセットとマネージャーのみのセットの2つ。一般的な会社で言う「部会」をやってるだけなんだが、誰から言われるではなく自分で企画して始めたので感慨深い。

  • ホームになればいい
    よくある部会とは違い任意参加としている。これには拘っている。ただでさえプレッシャーの強いコンサルという会社におるので、その中の息抜き時間だと感じてもらえる事がコンセプト。チームの成長に寄与しているかはかなり謎だが、こういう場があっても良いだろう。
    7ヶ月くらいやってると同じ空気を共有するファミリーとしての感情が芽生える。俺だけかもしれないが。
  • MCを頑張る
    自分が言いだした事なので自分でMCを務めている。若手が楽しめる場を用意する事くらいしかおっさんに残された価値は無いので、それの修行として頑張っている。

爆速クライアントとの出会い

年始から始まった新プロジェクト。相手はとあるリテール。なかなか大変だったが学びも多かった。

  • 爆速の意思決定
    役員に週1でレポートしていく運用。他のクライアントワークでありがちな「現場が半年かけた検討が最後の役員判断でポシャる」みたいなリスクは回避され、必ず何かが世にアウトプットされる保障がある点はとても強い。日本を代表すると言ってもいい企業だが、裏にはこういう進め方があるのかと勉強になった。
    一方で、役員の意思決定に足るレベルの材料をコンスタントに整え続ける現場はみるみる疲弊していく。むずい。
  • 売上を生み出すプロダクトが出せた
    珍しく成果物が売上アップに直接寄与する系のもので、リリース後それなりに成果が出ている模様。数値が落ち着いたらちゃんと把握したい。
  • 雨振って地固まる
    プロジェクト立ち上げ直後は炎上しかけ、10年ぶりくらいに半徹夜した。リカバリーのためメンバーが協力する過程でなんか仲良くなる工程は嫌いではない。プロジェクトが終わってもメンバーが声をかけてくれるのは嬉しい。ただし意図的に再現はしたいものではない。
  • ガチ優秀なPMO
    一番お世話になったPMOがビビるくらい優秀。圧倒的に不利な状況で相手が役員だろうが至極冷静、話は簡潔。チーム内外からの信頼が目に見えるようだ。自分より若くてこんな人がいるのかーと恐れ入っていたところ、期中に昇進の話を聞く。嬉しい。
  • 余裕が無い時ほど落ち着こう
    リカバリー中はシンプルに時間が無い。メンバーに対してつい声を荒げてしまう瞬間が何度かあり、すごく反省した。
  • セールス力に課題
    10ヵ月ほどのお付き合いで世にアウトプットも出せた。で、次フェーズどうしましょうという局面で我らデザインチームが果たせる事との接点が無さそうだという事で解散。事情だけにしょうがないねとも言われるが、やはり本心、そこをこじあけてナンボではという思いもある。

労働時間、2-3月がとんでもない事になっていた。大変だったわ。

問題は起こってから潰す

とあるクライアントに頭の切れるゼロリスク志向強めの人がおり。
言う事は合理的である一方で、アウトプットに至る前の前提確認で時間をとる事が多かった。これには受託の我々だけでなくクライアント内部のリソースも消費した。ある日、この人がプロジェクトから離れるという事が起こった。
それで何が起こったかというと、順調にものづくりが進むわけである。2年続いている継続案件だという背景もある。その場その場でのリスク検知力は弱まっているだろうが、リスクは露見してから都度潰すという運用で現時点のところ問題無いと感じる。

ここでの教訓は、「軌道に乗ったものづくりはアウトプットベースで話をしていい」という事だろうか。

読んだビジネス書は2(+1)冊のみ

  • サービスデザイン思考 – 井登友一
    知り合いが出した本。こう言っては失礼だが想像以上に良かった。自分がサービスデザインチームのマネージャーやっているので、この思想やプロセスの妥当性をクライアントに說明する文脈での語彙が増えた感覚がある。特に前半。後半の実務に近いパートは他社事例や記事をかいつまんだという感がありやや残念。年末のマレーシア旅行中にビーチで一気に読んでしまった。
  • プロジェクトリーダーの教科書 – 中鉢慎
    トラブルシューターとして活躍した著者が、PMBOKなどの通説をベースに我流のエッセンスを加えた実践TIPS集。自分は開発PM/PLでは無くデザインチームなのでこの本で書かれるレベルでフレームワーク化したプロジェクト運営はしないが、それでも取り入れたい論点があった。
  • 2040教育のミライ – 礒津政明
    自分の本業には関係ないが、妻が教育のスタートアップをやっているので。子どももいないし教育のプロジェクトをやってるわけでもな自分が教育を見る解像度はもちろん低いが、それでもこれからの日本を背負う若者のありかたを問う言説は納得度の高いものだった。

1年前に「コンサルとしてビジネス書は有用」とか言っておきながら、結局はこの体たらくである。

2. 音楽 : ×

唯一の成果といっていいのはドラムを続けたくらい。大学時代のジャズ仲間と久しぶりに会う中で「人と音を合わせる」リハビリしたい欲は高まるばかり。

ドラム再熱、リコーダー停滞

ドラムは個人練を9回。まだ初級者を超えないが行く度に改善点が見つかり、牛歩でまともになっていっている感はある。続ける。
一方で2021年に頑張ったリコーダーはなぜか1回も吹かなかった。なんかもう気まぐれとしか言いようがない。

エレキベースの練習を微妙に再開

奏法がアップデートできた感があり、個人練するのが楽しくなってきた。今ならちょっとまともに弾けるような気がする。スタジオ入りたくなってきた。

京都大学ダークブルーニューオーケストラ2022

山野本番直前のリハにお邪魔。自分が現役やってた頃、皆さんは3歳だったらしい。尊い。そして7位入賞。尊い。

オケのリハ再開めでたい、が

年の後半から再開。心より望んでいた事のはずだが、仕事が忙しくて1度も行けてない。

観たライブはゼロ回!?

この記事書いてて気付いた。マジかよ。

3. ゲーム : ×

ライブアライブやタクティクスオウガのリメイク、クロノクロスのリマスターなど、2022年は自分の世代にド直撃のニュースが多かったが、どれもやってない。

ドラけし再開するも

音が出ない不具合、再インストールし直したらバッチリ音が出る。大好きなドラクエの音楽にノセられて再開。なんだが、やはり根本的に戦略と工夫のしようの無いゲーム性にすぐ断念。

ドラクエタクト100時間

堀井雄二さんの2周年ツイートを目にしたタクトをやってみる。こっちは工夫と運用の余地があり楽しめた。少なくとも100時間以上はやったが、FFコラボで異質感を感じてしまってから辞めてしまった。
やっぱりピュアにRPGがやりたいと思った。

ピクロスだけは継続

おもろいと思ってやってるわけではないんだが、この中毒性は言語化できない。

Wordleは1ヵ月で飽きた

文字通り。

やりたいRPGリスト

消化しないと永遠に増加してしまう。

  • ドラクエ10オフライン
  • オクトパストラベラー
  • グランディア
  • FF10
  • ライブアライブリメイク
  • タクティクスオウガリメイク
  • フロントミッションリメイク

4. 旅行 : ◎

2.5年ぶりの海外旅行で2022年はもう最高。間違いなくハイライト。

タイ11日間(9月中旬)

会社PC持たずに海外旅行へ。リゾート攻めまくりで最高だった。そして人生初、帰国便の欠航というレア度の高い経験をする。

リゾートハンターたち

マレーシア10日間(2022年末-2023年始)

タイ旅行を超えるリゾート攻略。無駄工程が一切無く、10日間を楽しみ尽くした。妻プロデュース。尊い。ささやかなお礼として旅行記を執筆する。たぶん。

カウントダウンはランカウイ島で過ごした

新兵器の低反発ネックピローが大活躍。7時間のフライトでもマジで首が痛くならない。心からもっと早く出会いたかった。文句無く2022年ベストバイ。これからも活躍してくれるだろう。

鬼神の如き働き

買ったのはこれ。今思ったけどメーカーとかブランドが怪しいな。

国内旅行

  1. グランドニッコー東京 台場 (1月)
    海外旅行に行けない鬱憤を晴らそうと、用は無いが都内のホテルに泊まった。夕暮れの海浜公園の散歩は東京じゃないみたいで好きだった。
  2. 三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア(5月)
    用は無いが都内のホテルに泊まるシリーズのGW版。この会もとにかく散歩した。ドコモがやってるシェアバイクの有効性に気付き、自宅までチャリで帰った。
  3. 伊豆高原(5月)
    ふるさと納税のクーポンの力を借りて「大室の杜 玉翠」という高いホテルに泊まる。しかしホテルよりも大室山の気持ちよさの方が印象に残っている。
  4. 愛媛出張(10月)
    2年半ぶり。四国には元気になってほしい。
  5. 高知帰省(10月)
    出張にかこつけて帰省。大汗かきながら墓掃除してそのまま東京便に乗るという経験をした。もう二度としたくない。

5. 生活 : ○

YouTube漬けの毎日は変わらずだが2021年に比べると緩和した気がする。たぶん。
このセクションはいい話とそうでない話が混ざっていて、総合評価はしづらい。

3年ぶりに会う人々

主に前職の仲間と「パンデミック後にはじめて会って飲んだなー」という会が何度も会って、すごい嬉しかった。いい奴らに囲まれてたんだなとほんとに思った。

アーロンチェアの導入(妻に)

ついに導入。箱がでかすぎて搬入が笑えるくらい大変だった。4ヵ月経った現在、妻は「しっくり来ない」と言っている。ふざけんな。

アーロンチェアで最もシズル感の無い写真

安倍元首相の銃撃

政治家としての功罪とは次元の違う話として、暴力を恐れる根源的な感情をハッキリと自覚した。会社でマネージャーをやっている自分はいつでも加害者になりうる事を常に自問する必要がある。程度の大小とか物理かメンタルかは関係ない。

祖母とおかんの来京(11月)

祖母がの90歳に際し、恐らく最後の東京にと。東京にいる母方の親族で集まる。感じた事は3つ。

  • 80歳を超えてもテニスに興じる超人ぶりだった祖母がついに車椅子に。パンデミックが外出ができない3年間でとんと弱ってしまった模様。話には聞いていた現実を見るとショックだ。
    なお一族において随一の高い社交性を誇る彼女が最近通い始めたデイケアでは、友達がめちゃめちゃいるそうだ。
  • 一族のほぼ全員が会話の文脈を気にしないという性質の持ち主であり、場は極めてカオスだった。自分が相当まともに思えてくる。
  • 某国立大学の名誉教授となった叔父さんと再会。そのあまりの飄々ぶりは羨ましくもある。退官後だが向こう10年以上は仕事があるとのこと。余裕から来るものだろう。

妻の祖母が亡くなる(2月)

数え年で100歳、大往生。2本の足で歩き、補聴器無しで会話をする、信じられないほどパワフルなおばあちゃんだった。長生きするつもりでいる自分にとってこの生き方は憧れだった。この方が遺伝子を残してくれたおかげで妻がこの世に存在すると考えると、もう本当に感謝しきれない。
余談だが妻の実家と斎場のタクシー移動、行きも帰りも同じ運転手さんというミラクルに遭遇した。残りの人生で二度と無いだろう。
あと自分の読経の才能に驚いたのであった。

プライベートPCが壊れて2年が経った

1年前も同じ事を書いたが、大事にしていた10年分の写真は無いなら無いで困らないんだな事に改めて驚く。自分は異常に収集癖が強いタイプと思っていたが、かと言って収集されたものたちを愛でる事はしないようである。
これは「実は無くても困らないもの」の収集にそれなりのコストを払っている事を意味するわけで、考え直した方が良い気がする。

ビジネス書以外で読んだ本

  1. 人は2000連休を与えられるとどうなるのか? – 上田啓太
    友達が出した本。思考の次元が自分と全く異なる人間の思考実験に付き合うという体験は、こういう本でしか得られない。オモコロ編集長の原宿さんとの対談イベントもオンラインで見た。おもろかった。
  2. プロジェクト・ヘイル・メアリー(上下) – アンディ ウィアー, 小野田 和子 訳
    岡田斗司夫が「日本の経営者が未来を描けないのはSFを読まないからだ」と言っていた。ほんまかいなと思いつつ妙な説得力も感じた。と言う事でおすすめのSFを読んだらこれがとんでもないおもろさだった。全ての物事はピースフルであるべきだ。
  3. 楽器の科学 – フランソワ・デュボワ, 著 木村 彩 訳
    自分の主戦場である弦楽器(というかコントラバス)に対する言及は薄めで消化不良。浅く広く知りたい方にとっては良いだろう。

観た映画

1本しか観なかったらしい。

  1. フレンチ・ディスパッチ – ウェス・アンダーソン
    ウェスファンの妻にとっては微妙だったらしいが、自分にはむちゃくちゃ面白かった。こんなにもおしゃれに映画を作る技法が存在するとは。

行った展示など

  1. 上野リチ : ウィーンからきたデザイン・ファンタジー – 三菱一号館美術館 (4月)
  2. 朝倉彫塑館 – 台東区 (5月)
    建築がめちゃくちゃ良かった。
  3. あらかわ遊園 (11月)
    妻の実家の近所。妻と妻の母と。妻とはじめて観覧車に乗った。無性に楽しかった。

なぜか元プロ野球選手のYouTubeにハマる

実家で親父がつけてたテレビで試合中継を観る以外の接点が無かった野球選手。幼い自分には彼らが感情の無いマシーンのように見えていた。YouTubeで一人ひとりに個性があり、流れ作業だと思っていたマウンド上では実は心理戦が繰り広げられていた、という当たり前の事実に20年越しに気付く。お気に入りは川上憲伸。

よく見たYouTube

  • オモコロチャンネル
  • カカチャンネル
  • QuizKnock
  • 吉田製作所
  • 六丸の工房
  • ウェザーニュース切り抜き
  • プロ野球選手 (川上憲伸 / 上原浩治 / 古田敦也 あたり)
  • 格ゲー関連 (スパ2X対戦が主)
  • ドラクエとFF関連

6. 健康 : △

健康オタクの妻のおかげで概ね順調なんだが、腸に異変が起き始めた。

腸の悪化

食べ過ぎると腹が割れそうなくらい膨れ、数日間腸の調子がおかしくなる体質になった。ひどい時では1週間ほど昼にうどんしか食べない、みたいな時期も。再発したら漢方を飲むようにしている。明らかに検査した方がいい。

大人ニキビ : ごくゆるやかな改善傾向か

2019年頃の写真では頬が真っ赤なので改善はしていると思う。3年ぶりに会ったおかんに「マシになったねぇ」と言われた。特に何もしてはいないのだが、2020年に専門医に通院した時の効果が続いているのか。とはいえ完治にはほど遠いので。2023年は最近忘れてた以下のアクションを試す。

  • 化粧水を手のひらで1分
  • ひどい時は軟膏をつける

煙草 : 229箱

2021年の218箱からむしろ増えた。
本題から逸れるがアメスピの14本入りボックスへの変更は、ゴミが増えるし歓迎しづらい。

おでこ : 発毛剤の効果を確認

調子が安定したので発毛剤運用をストップしたら初夏に悪化したので再開。すると2ヵ月ほどで目に見えて改善するではないか。半信半疑だった発毛剤の効力を認めざるを得ない。かっこ悪い結論だが、ソリューションの存在がハッキリした事を喜んでおくべきとする。
とはいえ、3ヵ月単位でコンディションが結構上下するので、一喜一憂しなくていい気もする。

本当に風邪をひかなくなった

コンビニから帰るだけ、みたいな外出でも執拗に手洗いとうがいを続けている。本当に体調が悪くならない。同じ事を3年間書き続けているのでもうスタンダードと言っていい。

散髪は1回

年始に会社のプロフィール写真撮影のために切ってから1年間放置。現在、鎖骨よりちょい下まで。伸ばしているのではなく「ただ切っていないだけ」で、何のポリシーも無い。初対面で「キリストみたいですね」と言われても「またか」という余裕の対応ができるようになってきた。

7. ものづくり : ×

無風の1年。もの作ってないと気が済まなかったのは過去の話か。

このサイト

記事は8本。本格運用してからぶっちぎりの最低本数。
2021年と同様、なんだかんだで可処分時間がYouTubeにとられた結果、書く時間が無いし、その上そもそも記事にするネタが発生しない。

次に合計PVの推移。

いやすごいねこれ。
ブログはオワコンと言われて久しいが、こんなにいきなり下がるかね。来年以降も復調する事はないだろうが、かといって流行りの動画作るほど情報発信に体力使う気もないし。ゆるゆるやろう。

ついでにAdsense収益も。

サーバーとドメイン代くらい稼げればいいかぁくらいだが、それすら怪しい水準。

エディタの変化が嫌で放置していたWordPressのアップデートを敢行。HTMLとCSSが書ける自分にはブロックエディタなど不要と思っていたが、新エディタのGutenberg、慣れたら慣れたで「こっちの方がええやん」となっている。私は愚かだ。

あとの変化は8月にGA4を入れたくらい。

久しぶりの副業

とある企業の自社と競合サイト、計6サイト分のヒューリスティック調査を1ヵ月ほどかけてやった。サイト制作者目線ではなくビジネス価値貢献目線でレポーティングできた自負があり、過去イチで良い出来栄えで満足。いつも案件持ちかけてくれるイワサキさんに感謝。

#意識低い楽団Tシャツ

昔描いていたイラストのTシャツをUTとSUZURIで売り始めた。UTは一定期間購入がゼロ件だと取り扱い終了になる事を後で知り、もう面倒なので今後はSUZURIメインにしていく。来年も続ける。

激かわのチューバ吹き

Blenderに手を出し、2時間で終わる

いや、めちゃくちゃ楽しいんだけど。こういうのが続かない体になってしまっている。HTMLとCSSに出会った昔に無我夢中で勉強した頃から人間が入れ替わった感すらある。焦る。

カメラロールやTwitterやインスタの投稿を参考にした振り返りは以上。
例年よりネタが多い気がするが、充実した1年が送れたという事ではなかろうか。文書がくどくなってるだけ、という可能性もあるが…。

2022年を3行で表すと

  1. パンデミック後初!海外旅行を2回
  2. デザインチーム運営に精を出した
  3. 友達と物理再開が始まった

な1年でした。おつかれさまでした。

2023年はどんな年に

強めに意識するテーマを2点、「英語」と「創作活動」。
日本人しか相手にできないビジネスパーソンを続けたとて、10年後もコンスタントに海外旅行に行ける稼ぎがあるのかほんとに不安になってきた。ので英語。
あと、2年連続で創作活動から離れた事を大きく反省。ほっといたらベッドでYouTubeを永遠に見続ける人間だということはよく分かったので、無理してでもやる、くらいのつもりでスタートライン。

という事で目標を10件。

  1. [お仕事] 英会話再開あるいシャドーイング継続
  2. [お仕事] ビジネス書を10冊読む・学びを体系的に言語化
  3. [お仕事] 準備しすぎず、ある程度アドリブでこなす
  4. [音楽] 誰かとスタジオに入る
  5. [音楽] リコーダー再開&ドラム継続
  6. [ゲーム] RPGを最低1本やる
  7. [生活] 投資を始める
  8. [健康] 煙草200箱。土日は吸わない
  9. [ものづくり] AIか3DかPythonで何かを
  10. [ものづくり] Tシャツ10種類出す

1年前の目標とほとんど変化が無いので恐らく人間として成長していないのだろうが、まぁ自分なんてそんなもんだろう。2023年もよろしくお願いします。俺。