デロンギのオイルヒーターRHJ35M0812-DG導入、電気代かかるので賢い運用が必要

去年までは「家が寒い」という理由でオフィスに行っていたようなところがあるが、ワークフロムホームな今年はそうもいかないので暖房器具を導入。
赤外線ヒーター、石油ファンヒーター、ガスファンヒーター、などなど膨大にある選択肢の中から、デロンギのオイルヒーター「RHJ35M0812-DG」をチョイス。チョイスというか、妻が勝手に決めていた。
貯まりに溜まった楽天ポイントを全てつぎこんだので、実質負担はゼロ。楽天の経済圏からもう逃れられない。

利用場所

寝室で利用。たしか8.5畳くらい。
居住地は東京23区。東北や北海道のような極寒地域にはオイルヒーターははあまり効果が無いという噂も目にする。

オイルヒーターを選んだ最大の理由

自分はエアコン運用で問題無いのだが、妻が乾燥を嫌うため。

ちゃんと部屋が温くなる

11月初旬。ひとまず設定23℃からじわじわ運用開始。確実に部屋が暖かくなっているという実感がある。特に別の部屋から入った瞬間に、「温っ」と感じる。
そして1月。東京の気温はだいたい最高10℃-最低0℃。これだと設定25℃以上にしないと厳しい。かつ寝てる以外はつけっぱなし。

ただ足元は全然暖まらないのには注意。
暖気が筐体から上方へ出るので上半身はバッチリぽかぽか。なのだが、足元には全く効果が無いと言っても過言じゃない。結局靴下を履く運用になる(妻によるとそれが普通らしいが、自分は室内で靴下を履きたくない人間なのだ)。最低気温5℃を下回るような日は特に顕著だと感じる。技術的なことはさっぱり分からないが、高さ半分くらいだったらより神家電になる気がする。
とはいえ、冬コートが必須レベルの気温の日でもエアコンつけずに家に居れるのはデカい。

他のモデルとの比較

8-10畳用に3つのラインナップがあるが差は良くわからない。
ウチは「L字型フィン」というやつを選んだが、他に「サーマルフィン」「X字型フィン」というタイプが存在する。たぶんだがデザインが火傷しづらく工夫されているとかそういう違いな気がする。

ECOモード

エコモードなるボタンがある。

「ECO」ボタンを押すだけで、自動で最適な電力レベルを選択しながら設定温度よりもわずかに控え目な温度で運転する省電力モードです。マニュアル運転時に比べ約20%の節電が可能です。

上記はメーカーサイトからの抜粋。20%節電する事によるデメリットがあるはずなのだが(じゃないとモードを分ける意味が無い)、それを体感できないのでどっちがいいのかよくわからない。「こういう環境ならマニュアル、こういう環境ならECOモードがいい」みたいな指針くらいはほしいなぁと思う。

気になる電気代

めっちゃ高なった。
去年に比べると1ヵ月電気代が9,500円上昇。ただし例年はこの時期、2週間ほど家にいないのでその分を差し引くと上昇金額は7,000〜8,000円ほどと見積もるべきか。
就寝中の6時間以外はずっとつけっぱなし。ECOモードONで設定温度24℃〜25℃という運用。

理論上の最大消費電力は 1.2kW×18時間×30日=648kWh と計算される(実際はさすがにこんな値にはなっていない)。こんなレベル感で運用してるとそら高いわな。さすがにもうちょっと賢く使う必要があると感じる。

サイズと置き場所

それなりにデカくて存在感がある。とんでも無くダサいとは思わないが、逆にどんな家にもフィットするデザインとも思えないので、家具や部屋のビジュアルに拘りがある人には向いていないと思う。
あと効率を考えると部屋の中央に置きたくなるが、これ自体がデカいのとケーブルがびろーんと出てしまうのでどうしても動線を阻害する。ウチは中央に置いているが。

ふと「春になったらどこに置くんだこれ」という懸念が頭をもたげるが、ひとまず考えない事にしておく。

デザイン

最大の難点はフェイス。


電源ケーブルをなぜ前面から出したのか理解に苦しむ。

総評

まだ電気代が判明しないので結論は難しいが、暖房器具としての性能はバッチリ。
デザインとサイズさえ気にしないなら防寒対策として導入して十分だと思われます。