ふと思いたち、いきなり高知に帰ってきました。
土曜日にいきなり部長に「帰っていいすか?」とお伺いをたて、そのまま日曜の朝イチの電車で帰ってくるというスピード感。イマドキの会社っぽいですね。
今年で60周年を迎えるよさこい祭、これが目当てです。というか夏に高知でよさこい見るのは5年ぶりとかなので、超楽しみでした。
ちなみによさこいはウチのおかんと同い年みたいです。還暦おめでとうございます。
原宿でやってるよさこいも見に行ったことはあってそれはそれで感動したのですが、結論から言うと比較にならんくらい感動っぷりでした。このためだけに帰省してもいいぞ!と本気で思っています。
2日目
よさこいの1日目と2日目は、街で10ヶ所くらいある演舞場を途切れなくチームが踊り歩いていくのを、ハタから見守るというスタイルです。
会場はこんな感じで分散してますです。
高知市観光協会ほホームページより拝借。
私はまず四国銀行チームへ自転車を走らせました。オズフェストでSlipknot観た時ぐらい汗をかきました。
ご当地キャラクター「カツオ人間」が1回だけ踊る!ということでどうしても見たかったのですが、間に合いませんでした。かなり残念です。
でもこの灼熱の中懸命に踊る人たちを見てるとこっちも元気出ます。
基本的に音楽は打ち込みで流すんですが、たまーに生バンドが地方車で演奏するスタイルのチームもあります。写真は流しのパーカッショニストですが、やたらうまくて「誰だあれは」状態です。高知のミュージシャンなのかな。
ただアレンジがイマドキすぎて、よさこいっぽさは無かったような。
たまたま見かけた、高知駅でのau高知支店グループ。
オレンジの衣装が綺麗でした。音楽も伝統を引きついでいるようで好感がもてます。
夜は万々の演舞場へ。
ちょうど最後に万々の地元チームが踊っていて、ものすごい盛り上がりでした。
最後のステージに進む入賞チーム以外はこの2日目が最終日になるわけで、最後は本当に名残惜しそうに踊っていました。
音楽が終わると泣き崩れる踊り子さんも。目頭が熱くなりました。
アナウンサーやってる友達が踊ってるというので見に行きたかったんですが、ついに遭遇できず。
なので同居人のinstagramから拝借。見たかった―。
60周年だからか知らんけど、有名人がよく来てたらしいです。
ヒロスエとか、島崎和歌子とか、織田哲郎とか、EXILEとか、カツオ人間とか。
俺はどれにも遭遇しませんでしたが。
よさこい期間中は街中に踊り子がうろうろしてまして、非日常感がたまらんです。
最終日
2日間の踊りで入賞したチームは、最終日に中央公園のステージで踊り納めをします。
ちょっとしたサマソニ状態です!
俺、今までよさこいと言えば路上演舞で見るもんだと思っていましたが、ステージはステージで良かったです。というか今回はステージの方が感動しました。
全部受賞チームというのもあって、クオリティの高さにほんと心動かされるステージでした。
参加することに意義があるのも当然なのですが、どこか同窓会ノリだったり、真剣さが薄いチームよりも、この夏かいてきた汗が見えてくるチームにグッときます。特に受賞チームの踊りを見ていると、チームのメンバーがひと夏かけて努力してきた様子が目に浮かぶようで泣けてきました。
でこれ、学生ビッグバンドの山野と同じなんだなぁと。文字通り「ひと夏かけた」って感じです。大学時代のあの夏を思い出すわぁ。
大人になっても青春ってあるんだと気付かされました。
ちなみに大賞はほにやがとりましたが、個人的には十人十彩が一番好きでした。踊りというか、音楽の差でしたけど。
最後は踊り子さん勢ぞろいでオリジナルのよさこいで締めくくります。
ほんと5年ぶりくらいに高知で見たわけですが、まじで感動しました。原宿と違って本場だからとか、音量でデカいからとかいう理由じゃないですねこれは。なんというか鬼気迫る雰囲気が高知を覆ってるあの感じにやられたのかしら。「真剣」とか「努力」とかいう言葉に弱いみたいです俺。
来年もこの時期に帰ってこようとほんと思いました。
私の夢
毎回言ってますが、どこかのチームでよさこいのアレンジしたいです。
本当に死ぬまでの目標だったりします。
それか、近藤嶺さんのアレンジしたやつを生で聴きたいです。
想像しただけで泣けます。
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