ケニア旅行なら超おすすめ!ディアニビーチ情報。服装や蚊対策など (ケニア旅行記7)

帰国して4ヵ月経ち、ようやくケニア旅行記最終記事です。今回のケニア旅行の中で一番良かったなぁと思ったのはサファリよりもディアニビーチでした。今のところ人生ベストビーチと言っても過言ではありません。ケニア行くなら立ち寄ることをおすすめします。

ケニア旅行記シリーズ

  1. 下準備編
  2. ダイジェスト前編
  3. ダイジェスト中編
  4. ダイジェスト後編
  5. ダイジェストラスト編
  6. ナイロビまとめ編
  7. サファリツアーまとめ編
  8. ディアニビーチまとめ編 ※この記事

どこにあるの?


ケニア第2の都市、モンバサからちょっと南に行ったところです。

何がすごいの?




砂が白くて、布が綺麗です(雑)。あとラクダもいます。
人がいるビーチってあんまりいい印象無かったんですが、イスラム教徒の着るヒジャブが綺麗で、眺めてて飽きません。アフリカのビーチならではの特徴かと思います。

ナイロビからの行き方

  1. ジョモケニヤッタ国際空港からモイ国際空港へ飛行機で行きます。Fly540という現地のLCCで50分。我々は年末年始のハイシーズンだったため往復20,000円くらいでした。ローシーズンは往復13,000円くらいで行けるようです。
  2. モイ国際空港からUberでディアニビーチへ。1時間くらいで2,500円。Uberはいっぱいいるので心配することはありません。

気温と服装

日本の夏と全く同じだと考えて差し支えありません。問答無用で半袖半ズボンでOK。


参考までに、現地での私の格好を掲載しておきます。

蚊対策が必要

蚊に食われるとマラリアになる危険があるので対策が必要です。ナイロビは標高1,800mなので寒いし蚊がおりませんが、一方、ディアニはもちろん標高ゼロmです。蒸し暑く、蚊が普通におります。生死に関わる話ですし、ナイロビの防犯対策と一緒で「安心できるレベルまで対策をすれば、観光に集中できる」メリットはやはり捨てがたい。しっかり対策を行いましょう。

我々は以下の3種類の対策を行いました。

1. マラロンを毎日飲む

基本です。事前にお医者さんでもらいましょう。だいたいディアニ滞在の前後3日、朝に1錠飲みます。が、俺の場合は1錠余ったので、どこかで飲み忘れてたみたいです。

2. 蚊よけスプレー

黄熱病のワクチンを打った病院で熱烈にレコメンドされたスプレーを買ってきました。

その名も「サラテクトミスト リッチリッチ30」です。
蚊よけスプレーには2種類の成分のものがあるらしく、アフリカにいる蚊に有効なのは「ディート」という成分らしいです。もう一方は忘れました。高濃度のものを利用する方がよく、30%配合のものを利用するよう病院に熱烈に教えられました。
容量ですが、男女2名が3日間いた際には60mlでギリギリでした。もうちょっとボリュームが必要なら200mlの方を購入した方がいいと思われます。

3. 蚊取り線香

日本が誇る兵器、蚊取り線香を持参しました。寝てる間も完璧な防備が期待できます。
ただ、蚊取り線香を置く台が無くて困るので、台も持ってきた方がいいです。我々の場合はDIYしました。

見れば分かると思いますが、重りとして水を入れたペットボトルに安全ピンを刺して、そこに線香を固定します。

寝る間は蚊取り線香をつけて安心感を得ることができます。というのも、ホテルの蚊帳が普通に破れているので、ちょっと怖いからです。あと、良くも悪くもあの独特の匂いがいきなり部屋を日本の夏にしてしまうデメリットもありますが、生死には替えられません。

対策が万全のつもりとは言え、「ひょっとしたら死ぬ」みたいなリスク環境にいることはかなり緊張するものでしたが、いちおう蚊に刺された形跡はありませんでした。ディアニに行かれる方は是非対策をしてください。

現地での過ごし方

アクティビティ

はっきり言ってやることがほとんどありません。

  • ビーチを歩く
  • 泳ぐ
  • 飯を食べる
  • マリンアクティビティ(カイトボーディング)に興じる
  • ラクダに乗ってみる
  • 宿でぐだぐだする

こんなもんです。まぁリゾートとはそういうものでしょう。周遊ツアーなどは一切ありませんでした。そのせいかビーチ沿いはあまり商売商売してる雰囲気も無く、落ち着いた環境でした。

最大のアクティビティはビーチ歩きです。

宿やホテル

我々はDiani Banda Guest Houseというところに2泊しました。

Google Mapsではグリーンになっている部分もしっかりビーチですのでご安心を。




蚊帳が破れてたりプールが無かったり(周辺にはプール付きの宿も結構ある)と、上等なホテルとは言い難いですが、歩いてビーチまで1分という立地の抜群さが気に入りました。

お金に余裕があるなら、ビーチに隣接してるホテルをおすすめします。ビーチ沿いにプライベートパークがあり、そこでゆったりするのもおもしろそうでした。

逆に、ちょっと陸地に入ったホテルはあまりおすすめできなさそうです。こっちはプール付きなどの特典がある模様ですが、それよりもビーチに出やすい環境の方を優先した方がディアニを楽しめると思います。

ちなみに我々は現地の友人がAirbnbで借りていた7LDKの豪邸に1晩だけお誘い頂き(というか行かせてと言った)、豪遊を嗜んだのですが、

歩くのは無理レベルに内陸に位置しており、ストリートに出るだけでトゥクトゥクで5分、ちょっとディアニらしさは感じづらい場所でした。

食事や移動

食事をとるところも数えるくらいしかないので、Tripadvisorで順に当たればいいと思います。我々は現地で検索して1位から順に攻めました。上位はだいたい間違いないという印象です。

歩くのが楽しいディアニですが毎食の度に歩き回るのもキツいので、ストリートに出れば一瞬でトゥクトゥクが拾えます。だいたい2kmくらいの距離で100シリング≒100円くらいです。



2018年始当時ランキング1位だったNomad Restaurant。控えめに言って最高でした。ただ日本で飯食うより遥かに高いです。しかし浮かれ気分MAXで金銭感覚がバカになってるためそのことに気付かないでしょう。


2日連続で行ってしまったAfrican Potというレストラン。ここはむしろむちゃ安かった。むちゃくちゃ美味い!というわけでは無いが現地料理食べたければどうぞ。


ビーチ沿いにバーが点在しているので、夜はそこに行くと楽しめると思います。我々はカウントダウンをForty Thieves Beach Barというところで過ごしました。


徒歩圏内に、全くアフリカテイストの無いただのカフェもあります。

ゆったり過ごす場所なので、現地いながらにTripadvisorで「じゃ次はここ行こ」くらいの適当さで回るのがちょうどいいと思われます。
2018年 ディアニのグルメ・レストラン・ランキング 10選 [トリップアドバイザー]

治安。夜はおとなしく宿で

夕方~夜にビーチをウロウロするのは本当にやめた方がいいです。特に1人では。
ビーチが、というよりビーチに行く道の途中でマジでむっちゃ絡まれました。中には何故か最初からブチギレモードで絡んでくるおばさんとかいて、英語がよく分からないことを逆手にとって無視し続けましたが、かなりの恐怖体験でした。何かあってもどうしようもないので行くなら自己責任でお願いします。


夜のビーチを撮りに行きましたが、むちゃくちゃ怖かったです。

終わりに

ということで、説明不可能な使命感で綴ってきたケニア旅行記(全7回)をようやく終えました。4ヵ月かかりました。膨大な労力をかけた割にはアクセス数が大したこと無いことが気がかりですが、将来また自分で振り返って楽しむことにします。

最後にこんなこと言うのもあれですが、ケニアという国は観光資源がそんなに多くないことと、治安の悪さから、あまり観光向けではなない印象を受けました。一方で特に首都のナイロビはインドと中国の資本で恐ろしいスピードで発展しているらしいのですが、数年経ったらまた全然違う都市になっているかもしれません。その時にアフリカのアイデンティティが残っていたらいいのですが。聴こえてくる音楽が西欧のHip Hopばかりだったので、ちょっとどうなるんだろう感はあります。

我々の場合は現地に友人がいることがかなり特殊で、彼のおかげで旅が2倍くらい楽しくなった感があります。初めてのアフリカというのもあり、おかげで一生の思い出に残る旅になりました。

ケニア旅行記シリーズ

  1. 下準備編
  2. ダイジェスト前編
  3. ダイジェスト中編
  4. ダイジェスト後編
  5. ダイジェストラスト編
  6. ナイロビまとめ編
  7. サファリツアーまとめ編
  8. ディアニビーチまとめ編 ※この記事