ひょんな事から大学時代のサークル仲間と再びバンドを組む事になりました。オンライン会議による選曲は難航し、議論の経緯は覚えていませんが、とにかく「ゲーム音楽をツインギターのロックアレンジでやろう」という事になりました。ロックバンドやるのは20年ぶりです。
で、3回のリハを経て、先日本番を迎えました。

渋谷はセンター街にあるTake Off 7というライブハウスです。かのクアトロの横にありました。クアトロは1999年にナンバーガールがライブした場所です。
今日の機材
ベース本体は、購入して1年半のフェンダーのジャズベース、Capri Orange。

これで本番を迎えるのは6回目です。年末から別バンドで6弦ベースを使いっぱなしだったのでスネているかもしれません。
キャビネットはTRACE ELLIOT。個人的にはあまり馴染みがありませんが、ヘッドアンプに比べるとスピーカーの癖はあんまり無いような気がします。

ペダルはMXRのM80のみ。とりあえずColorスイッチが使いたくて用意しました。中毒性のある音になりますねこれ。世界中で流行るのも分かります。15年前にノリで買ったこれを本番で使う時が来るとは思いませんでした。
スタジオ練習ではDistortionは使いませんでしたが、今回の環境だと音の滑りが欲しかくなったので少し歪ませませることにしました。こういうのを「サチる」と言うっぽいですね。最近ベーシストのYouTubeを見て知りました。
写真にある通り、ペダルもヘッドもかなり音量上げてます。楽器本体の音量がかなり小さいためです。そのせいか、低音は無理して音が出てる気がしないでもないです。ピックアップ変えるしか無いのでしょう。
このセッティングが本番でどうだったか、は、後段の自己レビューで書きます。
これは機材とは関係ありませんが、リーダーから「衣装は黒TVシャツで」と言われたので、1月のオーケストラ物販で買ったクロノトリガーTシャツをここぞとばかりに着用しました。ゲーム音楽をやるバンド衣装としては完璧なセレクトと言っても過言では無いと思います。

編曲にチャレンジ
演奏した曲は以下の通りです。
- ファイナルファンタジー6 『通常戦闘』 (植松伸夫)
- ストリートファイター2 『ガイル』 (下村陽子)
- ゼルダの伝説 夢をみる島『かぜのさかなのうた』(濱野美奈子)〜『メインテーマ』(近藤浩治)
- ロマンシングサガ ミンストレルソング 『決戦!サルーイン』 (伊藤賢治)
世代がバレる選曲となっています。
全曲について会場のお客さんにご存知かをいちいちお聞きしたところ、3~5名くらいしか手が挙がりませんでした。
ゼルダ以外の3曲は私がスコアを書きました。というか、このimasashi.netというサイトにてFF6とスト2のベース譜を作って公開してますので、それに他のパートを足すことによってすぐスコアを用意する事ができました。まさかこんな活用のされ方をするとは思ってもいませんでした。
良かったらベース譜をどうぞ。
このバンド用に作ったスコアも、そのうち公開してみようと思います。
本番の出来
今回もビールを飲んでほろ酔いで望みましたが、びっくりするくらい指が動かなくて焦りました。ロックって本番では力んでしまいますね。大学時代を思い出す感覚!
以下、動画を見返しながら、高い意識により自己評価をしていきます。
観点1. 音作り
- ベース(自分)のサウンドメイク: ★★☆☆☆
- 低音、特に4弦の音のモコモコ感・ブーミー感をどうしても解消できず。音程感が乏しく、及第点とは言い難いサウンドメイクでした。ロックではブリブリ!シャキッ!とした音を出したいところなんですが、この楽器、そういう音が出ません。ピックアップ交換するしか無い気がします
- ただ、MXRで少し歪ませたおかげでドライブ感は出てたかなと思います。モタりグセのある私にしては珍しく、グイグイ引っ張るプレイに繋がった気がします
- ガイルのテーマのベースソロで弾いた1弦や2弦のハイポジションの音抜け感はかなり良かったです。自分でグッと来ました。その出番は30分のライブのうちの1分くらいでしたが
- バンドの中音: ★★★★☆
- 狭いスタジオ練習に比べてドラムの音量がむちゃ小さい事に最初は面食らいました。「これじゃ迫力が出えへんがな…」と最初はしょんぼりしたのですが
- 慣れてしまえば「ギターの音めっちゃ聞こえやすいやんけ」というメリットの方が大きく、ギターロックのあるべきサウンドで演奏できた、という事で満足度が高いです
- というか、ドラムが至近距離でバコンバコン鳴ってるスタジオ環境の方がおかしいんでしょうね。ちなみにドラムのフクイの音量がアホみたいにでかいのも原因です
- バンドの外音: ★★★★☆
- この項目、評価方法が定まっていません
- ZOOMのレコーダーとiPhoneで撮った2つの映像それぞれを、GoogleのワイヤレスイヤホンとAKGのヘッドホンそれぞれで聞く、という自分でも意味の分からないテイスティングのような作業をしています。全てのパターンで印象が全然違うので、どれを基準に評価したらいいのか分かりません
- 上記のうちZOOMレコーダー×AKGヘッドホンの組み合わせが最も聞きやすく、それを聞いてる限りはかなりバランスが良く、気分が良いです。PAさんありがとうございます
- 余談ですが、iPhone録画×Googleイヤホンの組み合わせが最も聞きづらいです。低音の無意味な迫力が異次元
- ライブの途中で、見てくださっていたギターの妻さんから「片方のギターの音量を下げるべし」とLINEで指示が届き、その通りにすると非常に良いバランスになったという一幕がありました。その妻さんもバンドをされているならではの指示。さすです
観点2. パフォーマンス
- 自分の演奏フォーム: ★☆☆☆☆
- 苦手意識のある「左手の押弦のタイトさ」については向上が見受けられます。この調子です
- なんですが、自分の見た目が気に入りません。以下に改善ポイントを記します
- 左右にグラグラ動くのをやめる
- 左手首がグキッと曲がるのをやめる
- いかり肩をやめる
- 膝を真っ直ぐに立つ
- 60代のおっさんなのにすっくと立ったステージングがかっこいいダフ・マッケイガンを見習おうと思います
- 本番での集中度: ★★★★☆
- 練習では弾けたはずのフレーズが本番で弾けない!焦る!みたいな瞬間はありましたが、力み過ぎが原因である事に気付くことができ、本番の途中でアンプ音量を上げて自分は脱力できるようモードスイッチが出来ました
- ビールが入っていた割には冷静だったなと思います。これは学生時代にはできなかった立ち振舞であり、成長を感じます
- あとここ2-3年、しょうもない系のミス(曲構成や弾く音のミス)がほとんど無くなりました。なんでかは分かりません
- スタジオに比べてギターがちゃんと聞こえ、アンサンブルにおけるベースの立ち位置を認識しやすかったのも大きかったです。やはり中音は大事…
- バンド総評: ★★★☆☆
- 十分楽しめましたが、本番をやった時の感覚よりも、後で家で映像を見てる方が満足度が高いという謎の現象が起こっています。これは、もっと本番を楽しめたはず、ということなのかもしれません
- 本番の前日リハでバンドがギリギリ整った感はあり、それまでの道中のリハももっと楽しめたらなぁ、とは思います
- そして本番の映像を見てると、スコアを修正したくなってきます
他のバンド
ビートルズの本気コピバン、ガンズや、くるり(たぶん)など、バラエティに富む布陣。直前に出演バンドが減ったらしく、全てのバンドが「時間があまるので長めにMCします」と言う(そして実際どのバンドも長かった)、前代未聞のイベントとなりました。

そんな中強烈な印象を残したのが、いきなりマッチングアプリと結婚相談所の比較に関するプレゼンテーションを始めたこの方です。この方はギターもとんでもなく上手で、「人の前に立つ」才能があるとはこういう事を言うんだなぁと、羨ましく思いました。
余談、グレーの楽器ケース
私の楽器ケースはグレーなんですが、

部屋に置くと「なんか異質感がある」という理由であんまり気に入ってなかったし、「うわーミスった」くらいには後悔してました。

楽屋だと他の方の楽器とひとめで見分けがつくというメリットがある事に気付きました。
めでたし。


CONVERSATION