バンドのスタジオ練習の録画・録音、クオリティと手軽のバランスを求めて(構想編)

1週間以内

バンドのスタジオ練習の映像をいい感じに撮りたいです。ポイントは以下の4点。

  1. 映像はスマホのデフォルトアプリで撮る
    SNSへのアップを手軽にやりたいため。
  2. 音声は映像(スマホ)とは別の位置で録る
    たいていの場合、絵が欲しい位置と録音に適する位置が異なるため。
  3. 映像と音声はスマホ側で同時に撮る
    録画と録音を別々のファイルにしないという意味。後でミックスするのがめんどくさいため。
  4. 必要な機材は本当に最低限にする
    荷物が多くなるのが嫌なため。

上記を実現する方法をGeminiに聞きまくった上で、自分にとって必要な情報に絞って整理します。

目次

論点1. 録画方法

  • これの答えはシンプルで、スマホで撮ります。インスタ等にアップする事を意識して縦。
  • 都内の狭いスタジオでも広角(0.5倍)で撮影すればなんとかバンド全体が収まります。歪みは気になりますが、これを解決するなら広いスタジオをとるしか選択肢がなくなるので、不問とします。

その上で、スマホのデフォルトアプリの録画に、外部音声を取り込む方法を模索します。

論点2. 録音方法

ここからが本番です。選択肢が2つあります。

  1. スタジオ備え付けのミキサーからスマホへ
  2. マイク一本で録ってそれをスマホへ

方法1. スタジオのミキサーからスマホへ送る

いきなりですがこれは除外します。理由はミキサー側の操作がややこしいからです。

#楽器集音方法スタジオ内スピーカーで
Aボーカルや管楽器マイク音を出す
Bキーボードライン音を出す
Cそれ以外の楽器マイク音を出さない
音を入れる/出す、に3パターンある
  • 上表の通り、集音とスタジオ内スピーカーでの扱いが3パターン、これらが混在します。
  • その上で、「動画に取り込む音声」と「スタジオ内スピーカーで出力する音声」を分離する、となると、スタジオ備え付けのミキサーでの操作が、素人の私にとってはかなりややこしいです。
  • 少なくともGeminiの解説を読んでも私はよく分かりませんでした。

という事で、ミキサーは使わず、スタジオ内の音をマイク一本で録ってスマホに送る事を考えます。

方法2. マイク一本で録ってそれをスマホへ送る

  • こちらを採用します。
  • スタジオのミキサーはあくまで中音のために使い、動画用の録音は別の機材で行います。

その際に必要となる機材の整理を次項で行います。

論点3. 必要となる録音用機材

ここが最大の論点で、自前で用意すべき機材の選定を行います。予算をだいたい10,000円くらいとして、ここでもさらに選択肢が2つあります。

  1. ハンディレコーダーを用意し、スマホへ送る
  2. オーディオインターフェースを用意し、スタジオ備え付けのマイクでスマホへ送る

それぞれ、スタジオ内はこうなります。

1. ハンディレコーダー

ハンディレコーダーの音声をスマホへ送る

用意する機材はZOOMの「H1 essential」。12,000円。

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USB-C対応のハンディレコーダーなら何でも良いですが、一番安いこれを候補に。TASCAMでもいいですが、ZOOMの方が筐体がコンパクトな気がするのでこちらを。

2. オーディオインターフェース(AIF)利用

マイクの音声をAIF経由でスマホへ送る

用意する機材は同じくZOOMの「AMS-22」。9,000円。

AMS-22 超小型オーディオインターフェース 配信 録音 スマホ接続対応 ループバック搭載 2入力 2出力 USB Type-C

ZOOMAMS-22 超小型オーディオインターフェース 配信 録音 スマホ接続対応 ループバック搭載 2入力 2出力 USB Type-Camazonで商品を見る

このモデルでは入力が1系統、つまりマイク1本のみに制限される弱点がありますが、それ以上に、驚異的なコンパクトさで荷物がかさばらないメリットの方が私にとっては魅力であり、これを代表選手としました。

両者の比較

両方とも試したわけじゃないのであくまで予想です。悪しからず。

比較項目ハンディレコーダーAIF
音質
変更ができない

マイクを付け替える事で変更ができる
録音位置の柔軟性
部屋の中央に配置するには3m級のUSB-Cケーブルが必要

マイクケーブル自体の長さが稼げ、スタジオのどこでも配置できる
準備の手軽さ
スマホと繋げるだけ

AIF自体をどこに置くか悩みそう
電源×
電池駆動(※1)
スマホのバスパワーも可

外部電源(USB-C)
スマホのバスパワーも可
荷物の少なさ
ハンディレコーダー、長いUSB-C
×
AIF、短いUSB-C、長めのUSB-C(電源)

※1 これを×評価にしているのは、私が電池運用をかなり嫌うため

電源については補足が必要です。

  • ハンディレコーダーでは
    ZOOMもTASCAMもUSB-C端子が電源接続も兼ねている事は非常にネックです。USB-C端子はスマホ接続で塞がってしまうため電源供給に使えないのと、スマホからのバスパワーはスマホの電力をモリモリ使ってしまいそうなので避けたい、という事情があります。これにはスマホの電池が低い状態で外出する事に不安に感じるという、私個人の精神的な側面もあります
  • AIF(AMS-22)では
    データ転送とは別に電源用のUSB-C端子が用意されている事はかなりの好ポイントです。ただしスマホの位置にどうしても寄せる必要があるため、壁のコンセントとの位置どりは部屋に依存します。つまり電力供給用のUSB-Cケーブルはやはり数メートル級のものが必要なのはネックです。
  • もう考えるのがめんどくさいので、やっぱりスマホのバスパワーにしちゃうという手もありますが、この場合は両者とも評価の差が無くなります。意思決定のポイントになりそうです。
  • ややこしいことに、PD対応のUSBハブを使うというオプションも残っています(後述)

結論: オーディオインターフェースを買おう

上記より、総評としてオーディオインターフェース利用に軍配を上げる事にしました。
ケーブルが1本分荷物が増える事は懸念ですが、録音品質と位置の柔軟性の魅力が上回っていると判断しました。

という事で、ZOOMのAMS-22を購入するプランが自分にとっては良さそうです。さて、今までの人生で幾度となく買う買う詐欺を働いてきた私、本当に買うのでしょうか。

残論点1. マイク

AIF運用であればマイクの選定も論点になります。ですが、一旦はあらゆるスタジオに常設のダイナミックマイクSHURE 58でやってみる、で良いでしょう。クオリティを求めるならコンデンサマイクが良いとされていますが、投資(金銭およびかかる手間)に値する差が生まれるかどうか、私にはまだ実感がありません。

なお私はバカ高いダイナミックマイク Electro-Voice RE20 をなぜか所持していますが、これをスタジオに持っていくのは「機材を最小限に留める」ポリシーに反するため、利用を見送る事にします。

手持ちのElectro-Voice RE20

残論点2. ライブでの運用

できれば同じシステムでライブ録画・録音もできたらいいのですが、考えるのがめんどくさくなってきたので別途整理する事にします。

残論点3. PD対応のUSB-Cハブの利用

ハンディレコーダーをUSB-Cで繋ぐと電池駆動になると書きましたが、厳密にはPD対応のハブを利用する事で、スマホとハンディレコーダーの両者に電源供給しながら録画録音が可能のようです。

例えばこういうの。3,000円ほどで調達可能。

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接続方法はややこしいですが、以下となる模様。

  • ハブ直付けのUCB-Cとスマホを繋ぐ
  • 壁のコンセントに繋いだ充電ケーブルを、ハブのPD INへ繋ぐ
  • ハンディレコーダーを、ハブのデータ転送用ポートに繋ぐ

なおPDとはPower Deliveryの略のようです。