2月9&10日(3連休の前2日)とスノボに行ってきた。雪山行くのは10年ぶり。
一緒にプロジェクトやってるメンバーが仲良くなり過ぎて、飲み会で出たポッと出た企画が実現してしまった。会社の同僚3人とグループ会社の方3人、合計7人。俺、仕事で知り合った他社の人と休日に旅行に行くの、初めてかもしれん。
2日間、寝てる間以外は話しっぱなし&笑いっぱなし、無駄イベント無し。何をそこまで笑ったのか覚えていないが、奇跡のような旅行でした。
幹事の子が頑張ってくれて、27人乗りのバスを7人で貸し切るという荒業を敢行。これが社会人の力だ。
スペースが余ってしょうがないので、さっそく夜のアクティビティだったはずのカードゲームを始める。まずはDixitから。俺このゲームをシラフでやるの初めてだ…。
てっきり行きのバスは寝て過ごすものだと思っていた(朝6時起き)ところ、予想外に朝からテンションがフルスロットルである。
目的地に着いてもないのにひとしきり笑い過ぎてしまったので、道中のサービスエリアで「このまま東京戻ってもいい旅でしたねぇ」という発言が生まれる。
さすがに「このまま不眠で滑って大丈夫なのか。夜は長いのでは」というようなことを誰かが言い始め、「それもそうである」といきなり寝始める一行。バスの運転手さん視点でいくと、3時間ゲラゲラ笑いっぱなしだった乗客がいきなり死んだように眠り初めたのはわりと意味不明だったかもしれない。
雪山の状況
- 1日目:ゲレンデ着が15時ほど。この時間だと全体的に人がそこまで多くなく、まぁ快適。
- 2日目:ゲレンデ着が10時半。この時間だとふもとは人がむちゃくちゃいる。特にお子さん連れ。リフト乗るのに20分とか待つ。草津温泉スキー場の場合、リフトで上の方に行くと混雑が緩和けっこう緩和されるので、そこで滑るといい。
しゃくなげコースと呼ばれる、山の一番上からふもとまでノンストップでゆるやかに降りる初心者コースがある。
俺はそうと知らず、ふと気が向いてこのコースを滑り始めてしまったら、30分間休憩無しで滑り続けるハメになった。仲間からはぐれて寂しい上に途中で腰を強打してコケた時は本当に泣きそうになった。道が狭いので慣れたスキーの人なら10分もかからないのだろうが、スノボ超初心者にとっては初心者コースどころか修行コースだこれ。
上の方でひとしきり滑った後に、最後にこのコースでふもとに戻るのが正解。
2日目はホテルの送迎バスがポールを倒すという珍事に遭遇。2日間、ネタの神が降臨し続けていた。
夜も本番
ホテルでの晩飯後、徒歩10分弱のセブンイレブンに買い出しに行き、ようやく酒会が始まる。風呂にも入った後で体がスノボ疲れを意識させるコンディションで、まだ着手していないカードゲームが5種類、卓球台も予約してしまっている。1ヵ月分のイベントを1日で消化しにかかっている感がある。
当然のように卓球をする。ルール覚えたてのデータアナリストが優勝してしまった。なんてことだ。俺は7人中6位だった。
ツッコミカルタなる遊びに興じる。本来のルールを完全に無視して、ただ酒飲んで他愛もなく喋ってる間にすかさず手札からツッコミを入れるという独自ルールを採用。もうむちゃくちゃ。
2時くらいに就寝。普段は寝落ちすることなんてほとんど無いが、さすがに布団に入った後の記憶が一切ない。
ホテルから温泉に行ける
草津ならではのメリットを利用した。我々が泊まったのは「草津温泉ホテルリゾート」という、ホテル名なのか地名なのかハッキリしないホテル。ここから10分ちょい歩けば温泉街にいける。
ひとっ風呂浴びて、お土産を買い、帰りのバスに乗り込む。
2日間笑いすぎてクタクタだし、帰りのバスは寝て東京のネオンを待つ…そんなメンバーではなかった。
帰途4時間くらい、何かに取り憑かれたように喋る喋る。サービスエリアで晩御飯を食べる時間がもったいないのか、途中でよったコンビニで晩御飯を調達する。頭がおかしい。
年齢のレンジが10歳以上も離れている7人だったが、皆がイジり属性とイジられ属性を持つ、何というか、よくもこんなに神がかったバランスの7人が集まったなぁという感じだった。
おかげで2019年の思い出がいきなり出来ました。メンバーのみんなありがとう。
スノボ初心者のための服装メモ
万が万が一、また10年後にスノボ行くとなった時の将来の自分のために、服装についてメモしておく。
雪山用
ウェアはホテルで借りた方が安い(ダサいけど)。
そしてホテルで借りれたら、雪山や道中でウェアを脱ぐことは無いので、中身は暖房性だけ追い求めればよい。カッコなんてつけなくてOK。
- ヒートテック的な下着は3枚:1枚だと雪山で寒かった。なので2枚重ねて着る。上に着る方は2日間で着回していいので、3枚あればいい。
- その上に着るスウェット役は1枚でいい:2日間で着回していい。これ2枚持っていくと荷物がめんどい。
- ネックウォーマー絶対必要:雪山で一番寒いのは間違いなく顔。2つ重ね着してもいいくらいだ。
- ゴーグルも必要:同上の理由。ただ今回はレンタル屋にお子様用のしか無かった。厳しかった。
- ただのニットキャップだとしんどい:コケたら脱げる。脱げたら耳に雪が入る。これも厳しかった。
- 下半身はヒートテックの上にスウェットでOK:下半身はこれで問題無かった。一応、これ以外にユニクロのフリースのズボン(むちゃくちゃ温い)も持参したが、ウェアの下に着るにはゴツすぎるかも。
- ケツガード推奨:1度、3分くらい立てなくなるくらいケツ(尾てい骨)を強打。1週間経った今もちょっと痛い。タオル敷くでもいいかも。
- 足用ホッカイロあるといいかも:先輩がやってた。羨ましかった。
- ボタンが押しやすいスマホケースが欲しい:Pixel3は側面のボタンでカメラ起動する。が、持参した水中用スマホケースは側面がカタくてボタン押すのに苦労した。
ホテル周辺用
- 実はパジャマが不要だった:ホテルに浴衣あった。わざわざスウェット買ったのに。
- ユニクロのステテコが活躍:浴衣の下に履いておけば安心。
- ユニクロのフリースズボンも活躍:買い出しで外出する時でも、これ1枚履けば問題解決。
- 何ならウェアで外出たらいい:これも外出時。上はウェア(シャレではない)が着れる。
おまけ:筋肉痛対策
終電の電車に駆け込む以外に運動を全くしない人間なので、とにかく恐ろしかったのが筋肉痛。ひどいとパソコンの操作に支障が出る。
たまたま同行した先輩がよく山登りに行くというアウトドア猛者だった。その猛者によると、筋肉を温めそして冷やす、を繰り返すと「次の日全然違うぞ」とのこと。確かに野球のピッチャーはよく肩を冷やしている気がする。
ということで、なんと自宅から徒歩5分にラクーア(スーパー銭湯みたいなもの)がある幸運を活かし、帰宅後に参ってみる。
- サウナに3分入る
- 水風呂に入る
を3セットやってみた。
翌日は特に上半身の筋肉痛が残り完全に騙された気分だったが、その次の日くらいには忘れるくらい体が軽くなっていた。効果あったのかもしれない。
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