Dropboxのファイル共有URLが生きる条件と無効化される条件の整理

私が珍しくお金払っているサブスクリプションサービスがDropboxです。デジタル業界周辺にいるともうインフラみたいなもので、使ってない人の方が珍しいです。たまにOneDriveを使っている人もいますが、まだ使い勝手に雲泥の差があるなーと思います。

で、Dropbox使う上でセキュリティ対策としてよく言われる、「メールを誤送信してしまっても、元ファイルを消せば事故回避」の件なのですが、厳密にはどういう処理をすればファイル共有URLが無効化されるのか、よく考えると分かっていません。

ということで以下、簡単な実験をしてみました。

URLが有効な場合

以下の操作をしてもURLは生き続けました。

  • ファイル名を変更する
  • ファイルを別フォルダに移動する
  • そのファイルが格納されているフォルダ名を変更する
  • ファイルを削除した後、command+z (ctrl+z)で元に戻す

要するに、ファイルそのものにURLが付着し、パスやファイル名が変わってもURLは追い続けるということのようです。
誤送信した場合は慌ててファイル名変えただけではアカンということですね。

URLが無効になる場合

以下の操作をすると、共有URLを叩いても404になります。

  • ファイルを削除する
  • 別のフォルダのファイルをコピーしてから、元ファイルを消す
  • 別のフォルダにファイルをコピーしてから、元ファイルを消した後、コピーしたファイルを元のフォルダに移動する

誤送信時の対処法

ファイル消すのが一発解決ですが、いやいやダメージもでかいので、こういうオペレーションが一番いいかなと思いました。

  1. アクシデントに気付いたらファイルをすぐDropbox管理外フォルダ(まぁデスクトップかな)に移動して
  2. コピーしたファイルを元のフォルダに入れ直す

調査概要:

  • 調査日:2019年2月26日
  • 調査OS:macOS Mojave バージョン 10.14.2

Windowsでは試していません。