普段、展示とか美術館の類にはほとんど行かないのですが(意図はない)、せっかくのシルバーウィークなので多少は文化的なことにも触れようと思い、unframe exhibition 003というのに行ってきました。
元同僚でalumican.netの奥田透也が何か展示するということをしきりに宣伝しているので、たまには奴の顔でも拝みに行ったろかいという魂胆です。
こんな感じ。
Facebookのイベント説明を全く読んでいなかったので現地で奥田に聞いたのですが、普段デジタル界隈などで活躍中の30代前半くらいのプレイヤーが、プライベートワークを持ち寄って発表しようというイベントのようです。
プライベートワークといえば自分にとってはジャズのライブにあたります。
ノーアイデアかつノー準備でもメンバーが集まればライブできちゃう音楽というフォーマットに対して、彼らのやってることはアイデアと準備がないとそもそも成立しないあたり、全然違う力学が働いているのだなーと感心しました。全く異なる創作プロセスを経たであろう各々の展示が集合している場というのはそれだけで力強さを感じましたし、俺も惰性で音楽やっちゃいかんなと襟を正される気持ちです。もちろん、ライブというのはインスタントであることがいいのだというのも知った上でですが。
あと、こういうのは仕事のケイパビリティになるのもいいですねw。
身内だからというわけではないですが、展示は奥田のやつが一番好きでした。シンプルで。
あと、何より場所が良かった。IID世田谷ものづくり学校というとこで、多分ですけど廃校をクリエイティブスペースとして再利用しているのだと思います。中にはモックアップルームとしていろんな工芸道具が置いてある部屋があったり、企業がオフィスとして利用してたり、手作り細工を売ってるお店があったりと、超おしゃれ感が満載でした。自分がもし将来会社作ったらこういうところにオフィス構えるのもありかしらと考えたりしました。
今調べたらIIDというのは、Ikejiri Institute of Designの略らしいです。
学校建築って全く好きじゃなかったけど、なんか視点が変わりました。
というか、たしか数年前にバカサミット行ったときもこういうタイプの場所だったような気がしますが、全く場所が思い出せない。
また行ってみたいと思います。
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