Yellow Jacket (Keith Taylor) Bass Solo Transcription

2週間以内

今度Shaun Martinの『Yellow Jacket』を演奏する事になりました。

パットメセニーのJamesに似てないかという話はおいといて、綺麗な曲です。ベースはKeith Taylor。

しかしこの曲の後半にはベースソロがありますので、アドリブが苦手な私は事前の準備が必要です。ただ原曲を聴いても、なんというか、3拍子の上に掴みどころのないソロでいつまで経っても歌えるようになる気がしないので自分用にベースソロの譜面を作りました。

Yellow Jacket ベースソロ譜面

というか、ご丁寧にも演奏動画かつTAB譜を掲載している方がいらっしゃるので、

これを拝借しつつ微調整、運指は私が弾きやすいものにアレンジしました。その譜面がこちらです。

Shaun Martin Yellow Jacket - Bass Solo 1/2
Shaun Martin Yellow Jacket – Bass Solo 1/2
Shaun Martin Yellow Jacket - Bass Solo 2/2
Shaun Martin Yellow Jacket – Bass Solo 2/2

このソロは「Dメジャースケール一発」で解釈してそのインターバルをメモしています。なんか6(B)の音使いがポイントな気がしたのでその音を赤文字にしています。

ちょっとした分析とアプローチ

で、私がベースソロを弾くにあたり、まず「Dメジャーペンタのてろてろなソロ」になる事を避けねばなりません。そのためのアプローチを得るためにちょっとした分析をしてみます。

まず使われている音の分布は以下の通りです。

インターバル実音登場回数構成比
RD3916.8%
♭2D#10.4%
2E3414.7%
3F#4619.8%
4G114.7%
#4G#10.4%
5A4820.7%
6B3816.4%
7C#146.0%
Dメジャースケール上でのインターバル分布
  • Dメジャースケール以外の音は全くと言っていいほど使われていません
  • ルートと3度と5度以外でよく使われているのは2度(E)と6度(B)です
  • Dメジャースケールとは言え、4度と7度はジャズっぽくなりすぎて雰囲気が出ません

で、Dメジャーの平行調であるBマイナーで解釈した方がしっくり来るのではと思って分布を再集計してみました。ほとんど使われない♭2(D#)と#4(G#)は省略します。

インターバル実音登場回数構成比
RB3816.4%
2C#146.0%
♭3D3916.8%
4E3414.7%
5F#4619.8%
♭6G114.7%
♭7A4820.7%
Bマイナースケール上でのインターバル分布

こちらの方が馴染みが良いというか、マイナーペンタ(R, ♭3, 4, 5, ♭7)そのものです。
マイナーペンタで解釈してペンタペロペロを避けるアプローチで望んだ方が早くモノにできそうではあります。それで練習してみます。

他のベースソロ参考音源

他にもこの曲のベースソロの参考音源はいくつかあります。ちょっと私にとってはどれもレベルが高い感じがします。空間のエフェクターを使って16分でたたみかけるのが正攻法なのでしょうか。

スタジオ録音より。ベーシストはMatthew Ramsey。

ベースソロは29:30あたり

2020年のアトランタのライブより。ベーシストは同じくMatthew Ramsey。

2021年のロンドンライブより。ベーシストはJustin McKinney。

ベースソロは55:40あたり

2016年のアッシュビルのライブより。ベーシストはWes Stephenson。
私にはこのアプローチが一番ステキだと感じられます。原曲を練習するよりこれを聴き込んだ方がいいかもしれません。

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