サイトのどこが読まれているかをヒートマップ化してくれる無料ツール[User Heat]

Google Analyticsなどを用いて行うアクセス解析は、基本的には(外部サイトを含めて)「ページ間遷移」をベースにした解析です。
たとえばページAのPVを上げたいため、その親ページのナビゲーションを変更する、あるいは直帰率の高いページの1stビューに収まる情報を工夫する、といったことをよくします。

ただ、ページ遷移に関する課題だって、解決しようとすると結局はページデザイン(面)の改修に落ち着かざるを得ないので、そんな時にページ(面)ベースの解析結果がほしい。
そんな人のために、どこが読まれているのかを無料でヒートマップ化してくれるツールがあります。

株式会社ユーザーローカルが提供しているUser Heatというツールです。
ヒートマップ解析ツール User Heat

導入方法は超簡単。
上記のサイトでアカウントつくって発行されるコードを~の間に挿入すればOK。

すると、こんな感じで↓結果がでます。

結果

目玉のヒートマップです。
このサイトはアクセス数が少ないからこんな感じですが、がっつりアクセス稼いでいるサイトだともっとはっきりした結果がでます。
もちろんコード埋め込んだだけでアイトラッキングできるわけがないので、たぶん擬似的に解析しているんだと思いますが、おそらく↓にある、マウスの起動とクリック箇所を組み合わせているんでしょう。
(Flashはうまく解析できないっぽいです。)

面の解析は、従来の数による解析よりも、クリエイティブに近い(活かしやすい)結果だと思います。

あと、他にもこんな解析をしてくれます。

マウストラッキング。
これの使い道はよく分かりません。

クリック箇所。

有料であれば、同社が提供しているUser Insightというツールがスクロールの終了箇所まで測定してくれます。
>> User Insight