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twitterで変わったこと雑感

twitter

あんまりネット上の流行に乗っかかるのが好きじゃなくて、このテのサービスも避けて通ってきたんですけど、「web屋たるものそれじゃいかん」と思って登録してはや1年。

ヘビーユーザーからしたら屁みたいなものですが、今現在1000ツイートを超え、100人ぐらいフォローしたりして、自分なりにtwitterなんたるかをこの貧弱な脳味噌でまとめてみようと思っている次第です。
娯楽ツールとしてじゃなくて、広告的、コミュニケーション的な観点から、web、というか生活にどう影響するか、という視点で書けたらいいなぁと思っています。

ようやくwebが「キャラ」を帯びはじめた

手始めに業界の有名人あたりをフォローして思ったのが、まずこれでした。
自分は情報収集手段として不特定多数のブログを読みますが(というか誰でもそうだと思いますが)、それはいわば論文みたいなもので、内容を整理し→腰を落ち着かせて→「書くぞ!」と思って書く、このプロセスでは書き手に「どんな知見があるか」は分かっても「こいつ普段はどんなキャラやねん」という側面は殺されてきたように思います。

2ちゃんねらーという言葉が代表するように、あるコミュニティそのものおよびコミュニティ内で活躍する不特定多数の人物にキャラクタ付けされることはあっても、ディスプレイを通してみる「個」に、キャラを感じるような設計に(偶然か狙ってか)した功績は、大きいと思います。

あ、芸能人ブログは無視します。読んだことないので。

その「どんなキャラやねん」が個人毎に出てきたのは、素直に面白いと思いました。

要するに、インタビューとか本で読んで尊敬していたアートディレクタターが、あまりにしょーもないつぶやきばっかしているのにちょっとショックを受けたときにそう思ったわけですね。
紙の上では大したことをのたまう人々でも、飯食ったり寝たりするんだなぁ、というのを初めて肌で感じました。

とすると、今まで「情報の優位性(質・量・早さ・発信者などを含める)」で我々は情報の取捨選択をしてきたわけですが、これからは「文脈」「空気感」「言葉づかい」あたりがファクターになってきそうです。

企業がキャラ化したりして

今それを感じるのは個人単位ですが、これが発展すると企業単位にも表れてくるんじゃないかなぁと思います。
企業が「キャラ化」する。

例えば同じ食品業界でも、ひょうきんな企業もあればマイペースな企業、熱血漢な企業なのか情にもろい企業、という部分がこれから見えてくるのかも?
実際にそういう企業キャラクターはあるはずなんですが、やっぱり仕事でつきあったり実際に入社しないと分からない。
これは損だと思います。
そのうちキャラクター化マーケティング、キャラクター化戦略みたいなのが流行るかもしれません。

もしそうなったら、ブランド戦略の重要な要素になるんじゃないかなぁ。
どうやろ。

孫さんのソフトバンクブランド

最近ソフトバンクの孫さんが立て続けにUstに出演しましたね。
自分は孫さんが喋っているのは初めて見ましたが、その柔らかい物腰にすごく惹かれました。
彼が言ってること自体の妥当性に関しては自分はまだ意見をできるだけの知識がないので避けますが、自分は彼のそのキャラクターに触れて、随分ソフトバンクのイメージが変わりました。

上の例は孫さんというトップのキャラクターに企業イメージが引きずらている形ですが、今後は企業という単位でキャラクターによるイメージングが可能になるのでは、と。

実際の人付き合いって、「そいつが何を持っているか」よりも、「そいつがどういう奴か」の方がベースになっていると思うんで(自分はそう)、それが企業単位でも始まったりする未来を想像したりします。

リアルタイムにも差が出始めた

キャラ論が長くなりましたが、重要なのはこっちだと思います。
webの他メディアとの優位点の一つとして「リアルタイム性」が謳われてきましたが、ご存じの通り、Twitter上のリアルタイム感は従来のブログやニュースサイトなどのリアルタイム感を遥かに凌駕します。

例えば。
先々週くらいにGoogleのロゴがパックマンに変身して話題を集めました。
自分がおもしろいなぁと思ったのは、変更された瞬間に発見して報告する人がいる中で、中には翌日になってからようやく「発見した!」みたいなつぶやきを投稿する人が混在していたこと、さらにそれが「同一タイムライン上で表現されている」ことでした。

最も恐ろしいのは、後発組はちょっと滑稽に見えてしまうことです。
翌日と書きましたが、時間差はたかが半日くらいです。

半日遅れただけで、すでに「リアルタイム」でなくなっている…

なんだか、これからはせわしないコミュニケーション戦略が求められそうですね。

先日、ユニクロのTwitter使ったキャンペーンでパスが流出するとかでちょっとした騒ぎになり、ユニクロが宣言文(?)を出す形になりました。
こういったリアルタイム性に、ユーザーはもっと敏感になっていくでしょう。
世の大企業がこういう発信を決定するまでにどんな承認フローになっているのかは分かりませんが、今後は有事に際しては「一瞬で」対応するフローが必要になるんでしょうね…

長くなったので今回はこの辺で。
また思うことがあれば投稿します。