[写真32枚] ケニア年末年始11日間の旅行記4~ダイジェストラスト編(ナイロビ~帰国)

3ヵ月以内

何かに取り憑かれたように帰国後2ヵ月かけて書いてきたケニア旅行記のダイジェスト編も、今回でようやく最終回です。たぶん40時間くらいかかった気がします。ようやく肩の荷が降りたような気もしていますが、その後にまとめ編なるものを書く必要があります。

ケニア旅行記シリーズ

  1. 下準備編
  2. ダイジェスト前編
  3. ダイジェスト中編
  4. ダイジェスト後編
  5. ダイジェストラスト編 ※この記事
  6. ナイロビまとめ編
  7. サファリツアーまとめ編
  8. ディアニビーチまとめ編

1/3 ディアニ4日目~ナイロビ

ケニア10日目。
朝起床。15:00に飛行機でナイロビに戻らなければならない。ディアニの居心地が良すぎて「サファリに使った3日をディアニに寄せた方が良かったのではないか」という意見が出始める。しかししょうがない。

Uberがあんまり走っていないのがリスクなので、宿のローテーション女将に12:00に空港行きタクシーの手配をお願いしておき、それまで最後のディアニをぶらぶらすることにした。

Diani Beach
とりあえずビーチに出る。というかディアニにいるとビーチに出る以外にやることが無い。
昨日に比べてさらに人が減っている。そして天気もちょっと悪い。同じビーチとは思えないが、ディアニの色んな表情を見れたと考えておく。

Diani Beach
ほんの少し現地の人がいる。でもだいたいはリゾートで来ている白人だった。近いのでヨーロッパの人が多く来るそうだ。

Kokkos Cafe And Bistro
頼みの綱であるTripAdvisorでこれまた高得点だったカフェ「Kokkos Cafe And Bistro」で朝飯を食うことにした。フルーツとパンケーキを頼んだ。味は日本で食うのと何ら変わりはない。まぁ観光地だからか。

Kokkos Cafe And Bistro
白人と黒人の家族(?)。やっぱり青年の方は気をつかってる感じしたなぁ。こっち向いてるごめん。その弟と思われる子はキャッキャと元気だったが、どこかで考え出す年齢があるのかもしれない。

Kenyan tea
俺はここでも「カフェでは必ずケニアンティーを頼む」ルールを死守。さすがに10杯も飲んでると断定していいと思うが、ほんとにただのミルクティーだ。


そうこうしてるうちに約束の12時が来てしまった。名残惜しいがナイロビに帰らなければならない。ローテーション女将にひとしきり感謝の言葉を述べ、手配してもらったタクシーに乗り込む。

とここでプチトラブルが。
事前に「2,500シリングで」と伝えていたが、どうも空港じゃなくてモンバサの街まででその金額だと運転手に伝わっていたようだ。「空港まで行くならもう500シリング必要」と主張される。「いやこっちに来る時は2,500だった」と伝えても「かかるもんはかかる」と交渉にならない。まぁ別に500円分くらいいいよと出すことにしたが、ちょっと気分悪いよなぁ。

…とこっちの感情も無視して運転手がマシンガンのように喋ってくる。こちらも現地人コミュニケーションは望むところなのであっさり機嫌を直して喋り倒した(俺じゃなくて彼女が)。国営のSafaricomが導入している決済サービス「M-PESA」がいかに便利かみたいなことを熱っぽく語ってくれたり、ナイロビとモンバサの物価の違いとか、はたまた家族構成はといろいろ話をした。ひたすら運転手のテンションが高かったが、ずっとドライバーで生計を立てているらしいのでまぁ職業柄そうなるんだろう。

ディアニの生徒
途中、集団下校の様子。制服がかわいすぎる。アフリカの色彩感覚は国家レベルで高いと言わざるを得ない。

ディアニの生徒
また別の学校の子かな。他にもヒジャブを来たお姉さんが小さい兄弟を連れるというケースを見かけた。

Likoni Ferry
またフェリーの港に着いた。相変わらず活気に溢れている。ハイテンション運転手から搭乗料の100シリングを出してと言われる。行きのUberの時はドライバーが払ってくれたと言いかけたが、まぁ予想通りだった。

Likoni Ferry
地形上、陸路がむちゃくちゃ遠回りになるので、このフェリーは非常に生活インフラとして重要らしい。

「じゃあ橋を架けたらええやん」と当然思うでしょう。俺も思った。が、どうもその先の港が車の輸入の拠点になっているらしく、クソでかい船が行き来するらしいので、橋を架けることができないらしい。
ハイテンション運転手が教えてくれたのか、彼女がWikipediaで調べたのかは忘れた。

モンバサの牙状のアーチ
フェリーを渡ってモンバサの街へ。来る時も思ったがあまり観光的にはあまりやること無さそう。ハイテンション運転手が紹介してくれた、「モンバサでググッたらだいたい出てくる牙のモニュメント」をカメラにおさめておく。今になってこれが何なのか調べたら

エリザベス王妃(当時)のケニア訪問を記念して1952年に作られましたが、旅行中に国王が急死して自分が女王になってしまったのでイギリスへ飛んで帰ったそうです。なので彼女自身はこの奇妙なハリボテを見なかったはずです。

とのこと。なんだかなぁ。

視察~モンバサ2007年

モワ国際空港に着く

Moi International Airport
2時間くらい前に着いてしまったので暇を持て余す。ビュッフェ形式の昼飯を頂く。

Moi International Airport
ただの一般人だが、服が綺麗で見とれてしまう。これはどこの衣装だろう。なぜか不機嫌そうではある。

さて搭乗手続きを済ませ、ロビーで飛行機を待つ。
2人で「俺はこのかた飛行機の遅延に遭遇したことがない。すごいだろう」「私もである」という下らない自慢話に花を咲かせている矢先、ナイロビ行きの飛行機が1時間ディレイしているという情報が耳に入り、将来もうこの自慢が出来ないことになってしまった。


マジで暇なので人間観察をする。むちゃくちゃかわいい姉弟がロビーを走りまくっている。今は犯罪者に似ていると癒屋される俺でも昔はこんなかわいい時代があったはずだと感慨にふける。
白人のこども、黒人のこども、アジア系のこどもが遊びまくっているこのロビーにいると戦争が起こる理由が全く分からなかった。


16:00、ようやく飛行機に搭乗を開始。行きも思ったが本当にオレンジの制服が似合う。イカすぜFly540。あと現地の人はみんな背筋がピシッとしていてシャキッと見える。生まれつき背筋が発達しているのだろう。

ナイロビ着、宿へ向かう

来る時にさんざん酔ったので、帰りは離陸時に目をつぶってじっとしたたら酔わなかった。これは小さい飛行機に乗る時に気をつけたいライフハックだ。

ということで夕方5時半くらいにナイロビ国際空港に戻ってくる。ちょっと雨がふりかけていた。すぐUberを捕まえケニア最後の宿へ向かう。「ザ・ナイロビ病院」という施設の裏らへんにある。「ザ」は必要なのか?


着いた。なんちゅうイカす宿だ!!
宿のオーナーがアーティストのマネジメントをやっているらしく、宿のあらゆるものがおしゃれ。風呂のシャワーカーテンですらお洒落なアフリカ柄でウケた。彼女と「これは我が家にも導入しないといけない」と話が急速にまとまる。


ということで早速「お洒落な布を売ってる場所を教えてくれ」とオーナーに聞く。嬉しそうに教えてくれたのは良かったが、まさかこの話題で黒板に書き始めるくらいテンションが高まるとは思っていなかった。


ベッドルーム。どう形容したらいいか分からないがいい感じのオブジェが空間の性質に強く作用している。日本の賃貸だと壁に穴あけられへんことがもどかしい。

このハイセンスな宿を十分に楽しみたかったが、実はこの日はジャズのライブを見に行く予定を立てていた。
ケニア2日目に行ったWestgate Shopping MallにあるArt Cafeで毎週水曜日にJacob Asiyoというピアニストがライブをやっているらしい。いちおうジャズミュージシャンのはしくれとして、海外に行ったら必ずジャズのライブを見るということをやっているのでこれは外せないイベント。ということでUberを調達。

Art Cafeでジャズライブ


Jacobさんいねええええ。
「多分この人達は前座で、この後に本人登場ではなかろうか」と彼女に講釈をたれるも、1時間経ってもずっと出てこない。さすがに今日は違うセッティングの日だったと思うしか無い。
さて肝心の音楽は…、6弦ベースの人がかなりコードを弾きまくっているというのがあまり見ないスタイル。そこそこメジャーなスタンダードをセッションライクに演奏していた。多分ベースの人がリーダーなんだと思うが、俺の好みとしてはベースの音量が大きすぎてちょっと聴きづらかった。だいたいベーシストがリーダー張るとそうなる。
そしてトランペットの人が曲の途中でリュックを背負って帰ってしまうという珍プレー。ジャズは自由の音楽だが、ここまで自由なスタイルは初めてみた。せめて曲が終わってから帰れよ。

まぁということでケニアンジャズも体験できたし、ハイセンス宿に戻って最後の夜を過ごす。この宿を一晩しか経験できないことが無性に残念になってくる。

1/4 ナイロビ4日目(最終日)

ケニア11日目。もう最終日だ。夕方には空港に行かないといけない。

さて、今日は朝からビジネスイベントが控えている。

弊グループのケニアブランチへ

実は俺がいる会社が属しているグループに何とケニア支社があることが判明し、事前にそこの人と「お互いのマーケットについて軽く喋ろうぜ」とアポをとっていた。10時にオフィスにお伺い。


お洒落なカフェがエントランス代わり。海外っぽい。さすがにオフィス内の写真はここでは載せられないが当然のように卓球台があった。

会話相手はインド出身のクリエイティブディレクター&ファウンダー。2年前にプロジェクトでケニアに来てそのままブランチを立ち上げてしまったようだ。なんちゅう行動力や。しかも2年で60人にまで増やしているらしい。大学卒業者をそのままハイアリングしてるらしく、平均年齢が25歳くらいと言っていた。日本は30代中盤から後半かなぁ。同じグループでも全然テイストが違う。
お互いデジタルマーケを飯のタネにしているのは一緒だが、俺が主戦場にしているUXデザインとかプラットフォーム系の構築の仕事は無いみたいで、ほとんどがキャンペーンとプロモーション案件のようだ。日本と違ってPCをすっ飛ばしてスマホ文化に突入しているので(中国と似ている)、プロモーション経路はSNS頼みなところがある印象。プロモーションやってるので年末年始は12/31と1/1しか休めなかったと言っていた。あとアフリカではナイジェリアが人口が多い(1.86億人)ため、テストマーケティングはナイジェリアで行っておいて、うまくいったらケニア含む近隣諸国に導入、という流れの仕事もあるらしい。その場合はケニアにはあまり裁量が無いらしく、CDとしては扱いが微妙なようだ。
最後に年齢聞いたら29歳だと。どひゃー。

その他ここには書けない意見交換もしつつ(といってもほとんど向こうの話を聞いてた)、オフィスツアーもしてもらった。このCDさんの妹が日本文化が好きらしく(もうちょっとしたら日本に留学するらしい)、オフィスにはJapan×Africaテイストなイラストがバーンと壁面に描かれていた。
先方がミーティングに入るというので1時間半くらいでバイバイする。

このアポをとった時は「約束作ったはいいが、何の話すんねん…」とビビっていたが、やってみたら意外と楽しかった。時間が足りないと感じたくらいだ。


さてオフィスから出たらまるっきりランチタイムなので、徒歩圏内にあるショッピングモールへ。最後のケニアなのでバシャバシャと写真を撮っておく。
最初は「Prestige Plaza」というモール(モール訪問7件目)に行ったが年始だからかほとんど店がやってないので早々に立ち去る。

Yaya Shopping Centre


ということでYaya Shopping Centerというモールに来た(モール訪問8件目)。あんま時間も無いのでスーパーでお土産を書い、昼飯を食って立ち去る。


Uberに乗る。この運転手はラジオモードから変更できていないようだった。


ナイロビ市内でも普通に牛が車道を通行する。その間ただ我々は待つのみ。


最後のケニアの様子をカメラにおさめておく。

ケニア布を買いに行く

宿のハイセンス女将に教えてもらった布屋に行き、自分達への土産を仕入れに行く。

むちゃくちゃいい。もう店がいい。インスタ映えしすぎ。


こんな感じで「どれもいい!!」としか思えない布が無限にある。「全部ください」と喉まで出かかってきたのを抑えて、5枚ほど厳選して購入。1枚1,000円前後だったかな。これで家をアフリカナイズする予定。

お店の場所はこちら。オススメ。

さてもう空港に向かわないといけない。荷物をとりに宿へ。

空港へ。だが大渋滞

たった1晩だけの付き合いだったが、宿のハイセンス女将に感謝を述べ、Uberを手配。
ハイセンス女将も娘を学校に迎えに行くと言って一緒に宿を出た。いつもは一瞬で来るUberも今回は10分くらい待つ。ようやく車に乗り込んだら女将が娘を連れて帰ってきた。どんだけ学校近いねん。

かなり余裕を見て宿を出たはずだが、恐ろしい渋滞に巻き込まれる。平日、夕方、雨という悪条件が全て重なった結果だろう。ちなみにナイロビに電車はない。
いつもなら5分で経由できる場所に1時間かかった。「これはもしかしたら飛行機に間に合わないんでは…?」と内心かなりビビる。隣の彼女は「渋滞抜けたら大丈夫でしょ」とガーと寝ている始末。タイやインドネシアといったアジア渋滞諸国を渡り歩いた豊富な経験からくる余裕だろうか。これでほんとに間に合わなかったらどうすんねんと思ってたら、仰る通り渋滞を抜けたらその後は普通だった。


渋滞を抜けたので風景に気が回る余裕が生まれる。これはナイロビの集団下校だろう。都市部は制服の色がシックなのか?

ということで普段なら20分で着く空港に1時間半かけて着いたが、それでも搭乗まで1時間半くらいの時間はある。ほんと余裕見て宿を出て良かった。
空港で最後の飯を食おうと徘徊するがたいしたレストランが全く無いので、しぶしぶチェーンのカフェ屋で食をとる。俺達の搭乗口がある区域とまた別なのか知らないが、レストラン区域に行く時にまた荷物検査をさせられる。ここでさっきはパスしたはずのライターを取り上げられた。どゆこと?

ここでももちろんケニアンティーを頼みながら、「楽しかったねぇ」「そうだねぇ」「帰りたくないねぇ」「そうだねぇ」と語気に欠ける会話で時間を潰す。そうした時間だ。日本に帰らなければならない。

搭乗口にもう一回手荷物検査がある。ところが彼女がペットボトルでひっかかった。どうやら空港で買ったペットボトルは、お店でそれ用のビニール袋に入れてもらわないと機内に持ち込めないらしい。初めて聞いたわそのルール。


コスパ最強エアと呼び声の高い我らがエチオピア航空にまたご対面。これから帰国。社会復帰への旅が始まる。


往路とは違って座席モニターが最新版になっていた。「3Dマップ」なる機能が搭載されており、文字通り3Dの地図をつまんだり離したりとグリグリ動かせる代物。いちおう私はUI設計のプロとして飯を食っているのでその品質やいかにと興奮したが、まぁ普通なので5分で飽きた。


そういえばウィッグで頭を彩るアフリカ女性は寝る時どうしてるんだろうと疑問を持っていたが、背もたれがある場合のソリューションを垣間見ることができた。やっぱそうくるかぁ。

まずは1時間ですぐアディスアベバ(エチオピアの首都)へ。先程の3Dマップで知ったがこの都市、標高2,400mあるらしい。ナイロビで1,800m!!と騒いでた自分が急にしょうもない気がしてくる。世界は広い。

飛行機から降りてターミナルへ向かうバスに乗る。
アディスアベバに着いた時点ですでに30分くらい遅れていて、しかも乗り継ぎ時間が1時間とかだったのでむちゃ焦る。ターミナルに着き、アディスアベバ航空を観察したい気持ちに気づかないふりをしながら搭乗ゲートに向かって一目散に走る。俺ら以外にもいた成田行きの乗客も同じ状況なので、集団でものすごくショートカットさせてもらう。

何とか手続きを終え、また飛行機に向かうためのバスに乗る。
そしてあることに気付く。さっき降りた飛行機のほぼ隣の飛行機やんけ!!手続き上しょうがないことは理解するとはいえ、消費したカロリーに見合わない移動距離で肩の力が抜ける。まぁちゃんと成田に行けることが決まった安堵感で良しとするしかない。

ちなみにナイロビ出てからほとんど全く写真を撮っていないので、このあたりは記憶を頼りに思い出すしか無い。

さて香港を経由して成田へ。あんまり寝れなかったのでiPadに仕込んだ漫画を読み漁る。
活字を読む集中力は無いけど時間を潰したい時は漫画がかなり有効だということを去年のハワイ旅行で発見した。20巻とかのストーリーものだとちょうどいい。何時間も読んでいられる。

仮眠とったり漫画を読んだりを繰り返して飛行機の中を過ごす。行きと違ってやたら騒がしいナイジェリア人は居なかった。

1/5 成田着

帰ってきてもうた。
21:00くらいだったか?いつもの手続きをさっさと済ませ(やっぱり自動化ゲートは便利だ)とりあえず腹減ったので飯を食おうと店に行くも、ほとんど空いてない。クソ重い荷物を押しながらさんざん歩き回ってようやくうどん屋にありつく。羽田の方がサービス良いような気がする。気のせいかもしれんが。

ケニア布の活用


ケニア布はひとまず小窓のカーテンとして貼ってみた。むちゃくちゃテンションあがる。おすすめ。

総括

ということで更新に2ヵ月かかったケニア旅行記(のダイジェスト編)は以上です。
控え目に行って超楽しかった。
いつか行きたいと思っていたアフリカに行けたという感慨もあるし、黒人の人々が本当に美しかった。次もまたケニアかといえばちょっと違うけど、他のアフリカの国に行ってみたくなった。1度行ったら慣れた感がある。黄熱病ワクチンも打ったし。
宿はホテルとるよるも断然Airbnbの方が面白いことを確信。次の海外旅行でもAirbnbメインになるでしょう。

ケニア旅行記シリーズ

  1. 下準備編
  2. ダイジェスト前編
  3. ダイジェスト中編
  4. ダイジェスト後編
  5. ダイジェストラスト編 ※この記事
  6. ナイロビまとめ編
  7. サファリツアーまとめ編
  8. ディアニビーチまとめ編

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