片山ブレイカーズ「KEDA-MONO/MONO-NOKE」ツアーファイナルワンマン@下北沢shelter行ってきた

1週間前の話ですが、片山ブレイカーズのライブ、行って来ました。
バンド自体は自分が京都で大学生やってた頃(10年前…)から知ってて、興味もあったのですが、何でか縁がなくてようやく始めてのライブとなりました。

新体制になってドラムで加入した斉藤慶司さんは、大学時代にジャズ研でめっちゃお世話になった先輩です。いろいろとジャズの手ほどきをしてもらいました。お礼というわけでもないのですが、昔ケイジさんがやってたワゴンズ(活動停止中)というバンドのサイトを作らせてもらったりしました。
そのケイジさんからメール貰ったので、仕事入ってたけどこれは行かねばならん!ということで下北沢SHELTERへ。

下北沢SHELTER
初めてのSHELTERです。
ちなみに直前まで家でプロジェクトスケジュール作ってました(エクセル)。

昔からYouTubeでちょくちょくビデオ見てたので、何となく片山さんにはカリスマ性を感じていたのですが、実物はそれ以上でした。
本人と喋ったこと無いので勝手な推測ですが、「俺にはこれしかねぇ」と信じ切っている男の気迫を感じます。他の可能性を全く考えていないというか。だからだと思うんですが、片山さんのスタンスってめちゃくちゃハッキリ伝わるんですよね。面と向かって喋らなくても。俺はただのいちオーディエンスですが。やりたいライブ像とかがすごい分かる。
そういう姿勢になんだか感動して、ライブ中は2回くらい泣きかけました。

そういえばライブ中に、片山さんの歌にある懐かしさは、童謡のメロディラインに通じる部分があるんじゃないかとふと思ったけど、どうでしょう。

ケイジさんのドラムは今まで何度も見てきたんですが、改めて気付いたことがあります。演奏中、ずーっとボーカルを見てるんですよね。ワゴンズの時もそうでした。こういうドラマー、他で見たこと無いですそういえば。
これもケイジさんと喋ったわけじゃないので俺が勝手に書いてるんですが、多分バンドのコンセプトを表現することをすごく意識してるんだろうと思います。ドラムって派手に叩けば勝手に目立つもんですが、自分ひとりが突き抜けてもバンドじゃないと本当に理解してるんでしょうね。俺はベーシストですが、昔はバンドのサウンドなんて全然考えて無かったのが急に恥ずかしくなりました。

こういう、かっちょいいスタンスの大人(といっても歳そんな変わらんけど)が頑張っているところを見て、元気でました。そんなライブでした。

あと、キーボードの女性の方のMCがおもしろかったです。

ということで、片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティーで「エレキと獣」。

ライブで見たあとに聴くと、より泣けるんだなこの曲。
あとロケ地に思い当たる場所が多くてビデオ楽しいです。

片山さん、チバユウスケに似てないですかね。俺だけかな。